MENU TEL

ホーム > Blog

ブログ記事一覧

月別アーカイブ

カテゴリ一覧

鎮痛に対する電流療法の種類別対応周波数

2013.07.09 | Category: アスレティックリハビリテーション

鎮痛に対する電流療法の効果

ゲートコントロール理論

・太い神経のゲートコントロール刺激により”C繊維”の痛覚伝導のシナプス抑制が起こる。
※刺激周波数は50~200Hz(太い神経の対応周波数)

 

エンドルフィン効果

Aδまたは他の固有受容器(特に筋肉由来)の刺激により、下垂体(βエンドルフィン)または脊髄(ロイシン、エンケファリン)の放出が起こる。
※刺激周波数は1~5Hz

 

 神経ブロック理論

神経の完全な不応期の間、刺激から完全に回復しないためウェディンスキー抑制または神経脱分極が起こる。

※ウェディンスキー抑制:1000~10000Hzの刺激が与えられると、神経は再分極する時間を失い、結果的に刺激される間、一時的にブロック状態が起こる。

 

Aδは(一次痛)伝導速度は12~30m/see、機能として温覚・痛覚、対応周波数は12~120HzC繊維は(二次痛)伝導速度は0.5~2m/see、機能として痛覚、対応周波数は2~4Hzとなります。

 

このことを踏まえ、急性期、慢性期にて電療の周波数や種類を考えて治療を勧めていくのが理想です。

KOBA式体幹バランスライセンス制度・長友佑都個人トレーナー木場克己先生

2013.07.07 | Category: イベント,ブログ

KOBA式体幹バランスライセンス制度の体験会をTTC会員様限定で参加してきました! 

KOBA☆トレの5コース
(超初心者・初心者・美体幹・腰痛、ロコモ予防・アスリート)とそれぞれ5種目くらい体験してきました。
 


10月より始まりますライセンス制度楽しみです!当院でも導入予定です!!

2013-07-07 15.52.56

アスリートの為のスポーツ栄養学/必要なエネルギー源となる栄養素を必要量摂取すること

2013.07.05 | Category: トレーナー

アスリートのための栄養学

アスリートの食事

アスリートはトレーニングプログラムに必要なエネルギー源となる栄養素を必要量摂取することが重要になります。

(筋グリコーゲンの貯蔵量を回復させることを目的に、適切な糖質摂取を行うべき)

 

選手個々の1日のエネルギー必要量

(トレーニングでのエネルギー必要量やパフォーマンスの状況により調節)
○運動後、すばやく(4時間以内)回復するために:1~1.2g/kg体重/時間

 

○回復期間が1日の場合:継続時間が中程度で低強度のトレーニング後:5~7g/kg体重/日

 

○回復期間が1日の場合:中~高強度の持久性運動:7~12g/kg体重/日

 

○回復期間が1日の場合:かなりハードな運動(運動時間4~6時間/日以上):10~12gまたは12g/kg体重/日以上

 

 なぜ栄養素が必要か?

タンパク質や他の栄養素は、糖質を摂取するのとは異なる過程でグリコーゲンの回復を助けます。

 

例えば、タンパク質であればエネルギー源となる糖質の摂取が少ない場合、あるいは補食を適度に摂取できない場合に筋グリコーゲンの回復に寄与します。
そこで回復期の食事及び間食には糖質を含み、他の栄養素も含む食品を選択する事が重要になり、また,糖質源となる食品にほかの食品を加えることを勧めます。

 

 摂取のタイミング

運動の休息時間が8時間未満の時は、休息時間に可能な限り筋グリコーゲンを回復さすることを目指し、運動終了後出来るだけ早く糖質を補給する事が必要になります。
運動後速やかな筋グリコーゲンの回復には、数回の補食を利用して糖質の摂取量を上記の目安量に近づける事が望ましいです。

比較的長時間(24時間)における筋グリコーゲンの回復の場合、糖質の摂取を上記の目安に近づけるために、選手個々の食生活において現実的かつ快適な方法で糖質の多い食事や食品の摂取を行うと良いです。

また、液体、固体といった食品の形態による筋グリコーゲン回復の差は認められていません。

 

 GI値に注目する必要性

グリセミック・インデックスが高~中等度の食品は、筋グリコーゲン合成の為の糖質として利用されやすくなり、運動後における回復期の糖質源としてこれらの食品を摂取すべきです。

 

 どのくらいのグリコーゲンが必要が必要か

最適な筋グリコーゲンの回復の為には十分なエネルギー補給が不可欠で、特に女子選手にみられるようなエネルギー摂取量を制限している場合、上記の目安量では筋グリコーゲンを回復することは難しいものになります。

さらに、この回復時期に注意しなければいけないことはアルコール摂取(過度の)になります。

選手は分別のあるアルコール摂取を心がけましょう。

索引・引用:日本体育協会アスレティックトレーナー教本

小中高校生年代別の筋力トレーニングプログラムの展開例

2013.07.02 | Category: トレーニング

小中高校生年代それぞれの筋力トレーニングプログラムの展開例

小学校低学年(1~3年生)の筋力トレーニングプログラムの展開

 主目的

筋力トレーニングに親しむ、エクササイズの正しい動作や姿勢の習得。

 

エクササイズ

遊びの要素があり、楽しみながら行えるものを中心に選択、各1セット実施。

 

負荷手段

体重負荷(自重)、チューブ。

 

負荷

正しいフォームで15回以上反復できる負荷。

 

回数

10回程度(最大反復は行わない)

 

トレーニング時間

10分以内

 

頻度

週2回

この年代はあらゆる動きや感覚の感受性が豊かで、運動能力の基礎ができます。

(さらに…)

年齢に応じた筋力トレーニング・成長期(小中学生期)の筋力トレーニング

2013.06.27 | Category: トレーニング

成長期(小中学生期)の筋力トレーニング

小中学生トレーニング

≪ポイント≫

・成長期の小中学生が高負荷を用いた筋力トレーニングを実施した場合、骨端軟骨部の損傷を引き起こす危険性がある。

・最大に近い高負荷を用いる筋力トレーニングは、第二次成長終了後(一年間にもっとも身長が伸びる時期が過ぎた頃)を目安に開始する。

(さらに…)

野球におけるチームの期分けトレーニングプログラム(競技シーズンと期分け)

2013.06.25 | Category: 投球障害治療

野球競技におけるトレーニングの期分け

野球治療

 

野球選手の身体と筋肉

野球選手の身体には、やはり筋肉量が求められます。

 

理由として、筋肉量とスイングスピードは相関関係にあり、遠くに飛ばしたり、速い打球を繰り出すためには、やはり筋肉量があるという事が重要になります。

 

野球はパワーのスポーツなので、そのためには力とスピードが必要であり、力とスピードを支えるのは筋力ですから、そのための筋力トレーニングが効果的になります。

 

大学野球選手のトレーニングプログラム(ウェイトルームでは筋力-パワーの向上、フィールドトレーニングでは始動速度(RFD)、0~6秒間のエネルギー供給が可能な無酸素性のATP-CPr系に負荷をかける)

(さらに…)

競技スポーツ選手の筋力トレーニングのプログラム作成の流れ(現状把握と情報収集)

2013.06.21 | Category: トレーニング

現状把握と情報収集

チームトレーニング

現状把握

・選手やチームの現状(生活状況、トレーニング経験など)
・健康状態(内科的疾患の有無)
・障害歴
・形態の現状(体重、体脂肪率など)
・体力の現状(各種体力測定結果など)
・トレーニング環境(実施時間、実施場所など)

専門スポーツに関する情報収集

・選手の専門スポーツに関する情報収集(ルール、競技動作の特性、要求される体力特性、起こりやすい障害など)
・試合日程(試合の時期、各試合の重要度など)
・選手の技術
・戦術的課題
・監督やコーチの意見収集

目標設定と環境整備

・トレーニング目標の設定(中・長期の目標)
・トレーニング時間の設定(練習との配分の検討を含む)
・トレーニング施設の整備
・食事や休養の改善
・トレーニングの実施に必要とされる知識や情報の伝達

プログラムの作成

・目標達成の為の効率的プログラムの作成

 

トレーニングの実施とプログラムの調整

・プログラムの説明
・選手のトレーニング動作や実施条件のチェックと修正
・体調に応じたプログラムの微調整

効果の把握とプログラムの見直し

・各種テストによるトレーニング効果のチェック⇒進歩状況の確認
・プログラムの見直しと修正

①プログラムの作成(plan)

②現状把握と情報収集

③目標設定と環境整備

④プログラムの作成

⑤トレーニング実施(Do)

⑥トレーニング効果の把握(Check)

①から⑥までの流れで常に評価をし、修正が大切になります。
なかなか選手の数が多い場合は把握は難しくなりますが、障害予防、オーバートレーニングの予防の為にも非常に重要な事です。

競技スポーツに際しての高糖質食事調整(運動中に最も重要なエネルギー源)

2013.06.15 | Category: トレーナー

高糖質食の食事

栄養素

運動中に最も重要なエネルギー源となるのは、骨格筋中のグリコーゲン(筋グリコーゲン)です。
強い強度の運動を長時間にわたって実施すると、筋グリコーゲンは枯渇してしまい、試合途中でスタミナが切れてしまうことになります。
したがって、どんな競技においても、試合前に筋グリコーゲンを適正なレベルまで回復させておく必要があり、特に長時間にわたるエネルギー消費の高い競技では試合の1~2日前から高糖質低脂肪食となるように考慮する必要があります。

(さらに…)

スポーツと5大栄養素(高い競技力を保持する身体作り)

2013.06.14 | Category: トレーナー

スポーツと関連する5大栄養素

5大栄養素

運動と栄養素

高い競技力を保持する身体には、筋肉、脳、内臓に十分なエネルギー源を蓄えていること(エネルギー)、その競技に見合った筋肉や骨格を作ること(身体つくり)、トレーニング後や試合前の体調を整えること(コンディショニング)の3つが必要で、この3つには5大栄養素が関係しています。

 

エネルギーの基本

エネルギーとなるのは、糖質、脂質、タンパク質の3種類です。
通常の生活活動においては、糖質と脂質が1:1の割合でエネルギーを生み出していますが、運動強度が高まるにつれて糖質の割合が高くなります。
タンパク質は、糖質不足の時など、いわゆる飢餓状態のエネルギー源であり、状況に応じて全体のエネルギーの3~15%を占めると言われています。

 

身体作りには、タンパク質が最も重要であり、ミネラルがその補強をし、脂質も細胞膜や体脂肪組織を形成するので、身体づくりに関係します。
コンディショニングには、生体内の化学反応を円滑に行うということ、ストレスやスポーツ障害を予防したり、回復することから、ビタミンとミネラルに代表されます。

 

スポーツ選手が不足しないよう注意すべき鉄(鉄欠乏性貧血)とカルシウム

(さらに…)

サッカーの名門ACミラン現役トレーナー 遠藤友則氏 勉強会。。。

2013.06.12 | Category: トレーナー

セリエAに所属するイタリアの名門チーム、ACミランで現役トレーナーとして活躍中の、遠藤友則先生の勉強会に参加してきました!


長年のヨーロッパでの活動状況に加えて、当院でも導入している「インディバ・アクティブ」をACミランでも導入しており、その活用方法、施術効果などについても講演していただきました。

世界最高レベルの舞台で活躍する現役トレーナーの話を聞け、とても有意義な時間でした。

ps、最後に個人的に「情熱をもって、自分の道を誠実に進んでください」とアドバイスをいただきました!
尊敬する遠藤先生の御言葉は感動です!
これからのトレーナー人生を改めて頑張ろうと思いました!

 

遠藤友則氏プロフィール



1987-90 鍋島整形外科 勤務

1991-97 清水エスパルス チーフトレーナー

1997-99 清水エスパルス 地域交流課、育成部チーフ

1999-02 AC Milan 2nd チーム マッサージ師、鍼師

2002- AC Milan 1st チーム マッサージ師、鍼師



資 格/鍼師、灸師、マッサージ師免許、柔道整復師免許、アスレティックトレーナー 日本体育協会認定

ブログを最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


吉田康弘 『究極のパス上達理論』 ~正確な「予測」と「判断」が行える選手を育成する12のヒント~ [YY0001]

もしこの記事が他の人にも役立ちそうでしたら、
フェイスブックの「いいね!」のように右のボタンを押してください。 ←クリックして応援してください

Nakajima整骨院 院長 中島裕之

 

フェイスブックこちら

パワーの為のトレーニング(ジャンプ、方向転換(アジリティ)、スプリントなどのパフォーマンス競技には特に重要)

2013.06.06 | Category: トレーニング

パワートレーニングの目的

アスリートの大きなパワーを発揮する能力は、ジャンプ、投擲、方向転換などを含む様々なスポーツ活動のパフォーマンスにおいて、成功に必要な基本特性の一つと考えられています。

 

多くの競技において、ごく短時間に大きな力を発揮する能力は、アスリートの総合的な筋力レベルと大きなパワーを発揮する能力に関連することが多いです。

 

高い力の立ち上がり速度(RFD)と大きなパワーを発揮する能力が、大抵のスポーツ競技において中核をなす重要なパフォーマンス特性であると示唆されています。

 

ジャンプ、方向転換(アジリティ)、スプリントなどのパフォーマンス競技には特に重要です。

 

アメリカのカレッジフットボールにおいては、筋力とパワーの特性が選手の所属レベルを決定つけていること、より筋力があり、よりパワフルなアスリート程、上級レベルのディビジョンでプレーしていることを明らかにしています。

 

力学的パワー

最大発揮パワーの要因である主なトレーニング特性を理解するために、パワーの基本的な定義とそれを数学的にどの様に算出するかを理解しておくことが重要です。
力学的パワーはしばしば仕事率とも呼ばれ、力に速度を乗じることにより求められます。

 

パワー=仕事÷時間
パワー=力×距離÷時間
パワー=力×速度

 

これらの数式に基づくとアスリートの高いパワー発揮能力に影響を及ぼす2つの中心的な要素は、大きな力を素早く発揮する能力と高い収縮速度を発揮する能力であることは明らかです。

 

最終的にパワー発揮を高めようとするならば、次の3つの重要な要素を考慮しなければなりません。

筋力を高める

第一に総合的な筋力を最大限に高めることが基本的に重要。

RFD

第二に非常に短い時間で大きな力を発揮する能力を向上させることが重要。

運動単位の増員

第三に短縮速度の増加に伴い大きな力を発揮する能力を促進することが重要。

各要素の間に強力な相互作用が存在し総合的な筋力レベルが大きな力発揮を促進する主要な役割を果たします。

最大筋力と力の立ち上がり速度及び、最大パワー発揮能力の相互関係はこれらの間に有意な相関関係があることは様々な研究結果により裏付けられています。

引用・索引 Strength&ConditioningJournal


サッカーの名門ACミラン現役トレーナー 遠藤友則氏 インディバ・ジャパンでの講演のお知らせ

2013.05.31 | Category: イベント

株式会社インディバ・ジャパンでは、セリエAに所属するイタリアの名門チーム、ACミランで現役トレーナーとして活躍中の、遠藤友則氏による講演を開催します。



長年のヨーロッパでの活動状況に加えて、チームは「インディバ・アクティブ」を導入しており、その活用方法、施術効果などについても講演していただきます。



世界最高レベルの舞台で活躍する現役トレーナーの話を聞ける絶好の機会ですので、ぜひご参加ください。



日時/6月11日(火)、17:00~18:00



会場/株式会社インディバ・ジャパン セミナールーム(東京都目黒区碑文谷5丁目15番1号 1F.B1F)



講演内容/

① 日本人の私が14年も仕事ができる訳

② サッカー界での我々のポジション

③ 「インディバ・アクティブ」の活用状況



講師/遠藤友則氏プロフィール



1987-90 鍋島整形外科 勤務

1991-97 清水エスパルス チーフトレーナー

1997-99 清水エスパルス 地域交流課、育成部チーフ

1999-02 AC Milan 2nd チーム マッサージ師、鍼師

2002- AC Milan 1st チーム マッサージ師、鍼師



資 格/鍼師、灸師、マッサージ師免許、柔道整復師免許、アスレティックトレーナー 日本体育協会認定



費用/無料



定員/40 名(先着順) ※お申込締切 6月7日(金)



問い合わせ/株式会社インディバ・ジャパン

担当:池田伸一(普及開発本部 ディレクター)

TEL:03-5773-1103

FAX:03-5773-1104

E-mail: shinichi.i@indiba.co.jp 

E-mail: shinichi.i@indibaactiv.jp ブログをを最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


吉田康弘 『究極のパス上達理論』 ~正確な「予測」と「判断」が行える選手を育成する12のヒント~ [YY0001]

もしこの記事が他の人にも役立ちそうでしたら、
フェイスブックの「いいね!」のように右のボタンを押してください。 ←クリックして応援してください

Nakajima整骨院 院長 中島裕之

 

フェイスブックこちら

スポーツ貧血と鉄欠乏性貧血

2013.05.21 | Category: トレーナー

貧血

スポーツ貧血

 

スポーツ選手が長期間トレーニングを行っていく際に、貧血に陥ることはまれな事ではありません。

 

平成11年度日本オリンピック委員会(JOC)強化指定選手検診の結果によると、血清鉄低値and/or貧血の頻度は男性選手11.9%(貧血4.7%)、女性選手17.8%(貧血5.4%)でした。

 

また、平成11年度国体選手のメディカルチェックの血液検査結果からは、貧血選手の割合を区分別にみると、男性選手(15.6~28.6%)、女性選手(0~35.2%)でした。
特に夏季には合宿が実施される事が多く、トレーニング量が過剰になることが多いです。

 

さらにトレーニング量に見合った栄養摂取がなく、過剰発汗による鉄などミネラル排出量の増大から、夏季に貧血に陥ることが多いです。

スポーツ選手と貧血

ヘモグロビン値の低下は酸素運搬機能の低下につながり、心肺持久性の低下を起こすことになります。

 

それゆえ貧血は、スポーツ選手では日常生活ばかりでなく競技能力に影響を及ぼします。

 

スポーツ選手の貧血の原因

一般の人と同じようにスポーツ選手の貧血も原因の多くは鉄欠乏になります。

 

鉄欠乏の原因として最も多く考えられているのは、食事からの鉄の摂取低下です。

 

選手はトレーニング中に大量発汗することが多く、鉄は汗中にも排出されるので、大量発汗も鉄需要を増大させる原因と考えられます。

 

また、スポーツを実施する多くの選手は発育・成長期の若年者が多く、骨格筋の形成の為にも多くの鉄分を必要とします。

 

それゆえに一般人では十分な鉄摂取量であっても、スポーツ選手では不十分な鉄摂取であることが多いと推測される。

 

スポーツ選手に特有な貧血として、溶血性貧血があります。

 

この貧血は、特に運動中に足底部を頻回にうちつけるような長距離走、バレーボール、バスケットボール、剣道などの選手に多く見られ、足底部へ反復する衝撃が加わると、足底部に存在している血管内の血液中の正常赤血球が破壊されます。

 

赤血球が破壊されると、ヘモグロビンが放出され、このヘモグロビンは血中に存在しているハプトグロビンと結合し、肝臓に運ばれ代謝されます。

 

また、放出されたヘモグロビンは尿中に排出されます(ヘモグロビン尿)。

 

このような状態で、骨髄の造血が亢進されなければ、貧血に陥り、オーバートレーニングに陥った選手では慢性障害として骨髄造血機能障害が存在している可能性もあります。

鉄欠乏性貧血

 

鉄欠乏性貧血の治療及び予防で重要なことは、選手にとって必要かつ十分な食事摂取を行うことです。

 

食事摂取内相で特に鉄、タンパク質及びビタミンCが重要です。

 

貧血の予防と治療のために必要な1日栄養所要量(鉄、タンパク質、ビタミンC)は一般人の約2倍の量に相当します。

 

タンパク質・・・2g/体重1kg以上

鉄分・・・25~30mg

ビタミンC・・・250mg:トレーニング開始5~7日及び競技前
200mg:試合後3~4日間
150mg:飽和状態に達した後のトレーニング期間

 

鉄の体内への吸収率は、肉、魚など動物性食品に多く含まれるヘム鉄で高く、野菜・乳卵製品に多く含まれる非ヘム鉄で低いと考えられています。

 

非ヘム鉄はビタミンCやMFP因子(肉・魚など)により吸収が高まります。

 

その為に、鉄欠乏性貧血の治療及び予防には、動物性食品、緑黄色野菜、柑橘類などの果物を十分に摂取することが必要になります。

 

スポーツ選手の溶血性貧血を治療および治療していく為にも、食事摂取内容は非常に重要で、女性選手の場合、ヘモグロビン値が正常であっても、潜在性鉄欠乏性貧血状態にあることがあります。

 

引用・索引アスレティックトレーナー教本


野球治療(野球肩、野球肘)リハビリテーション・スローイングまでの流れ

2013.05.16 | Category: 投球障害治療

野球治療リハビリテーションプログラムの実際

第1段階

炎症症状が消失してから肩、肘などの筋機能を再教育、強化してきます。

 

順番として徒手抵抗、ゴムチューブ、ダンベル、ウェイトマシーンなどを利用し、マイナーマッスルから、メジャーマッスルへと取り込み、フォームの教育をもう一度やり直します。
テイクバック時の腕の軌道を確認し、その選手の肩甲上腕リズムにあったトップでの上腕骨の外転位置(肘の位置)、肘関節屈曲位の適正化などを徒手抵抗をかけながらチェックします(コックアップ時の状態のチェック)。
痛みが消失してきたら、事前に徒手療法を行いフォームのチェックを行います。
※この時の注意点は、腕を振り上げる時に余計な力が入ってしまわないように選手に意識を持たせ、遠心力の反動で腕を回させるようにします。
テイクバックからトップの位置になるときの形を選手にあまり意識させすぎると、、この反動があまり使えなくなります。
近い距離での座り投げで、ボールを持って投げさせます(5~10ⅿの近い距離で軽く腕を振ってみる程度)。

(さらに…)

野球治療における投球障害リハビリテーション・患部トレーニングの流れ(野球肩、野球肘)

2013.05.14 | Category: 投球障害治療

野球肘、野球肩における患部トレーニング

関節可動域改善訓練

まずは、関節の可動域を健全な状態に戻すように自動運動や自動介助運動、またはトレーナーなどによる抵抗運動を用いて、ストレッチングを行います。

セルフストレッチ

肩の内転(水平内転・屈曲)
肩の外転(外転・屈曲)
水平外転・伸展

パートナーストレッチ

静的(スタティックストレッチング)
抵抗をかけて行うもの(肩甲骨を固定して行う)

(さらに…)

ページトップ