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メタボリックシンドロームと運動(漸進的な運動プロトコルがグレリン濃度の抑制をもたらし、肥満男性の空腹感を低減する)

2016.05.15 | Category: メタボリックシンドローム

消化管ホルモン

メタボリックシンドロームと消化管ホルモン

メタボリックシンドロームと消化管ホルモン

肥満男性を対象にした運動の消化管ホルモンに対する臨床実験が行われています。

 

研究者らは、間欠的かつ漸進的な運動プロトコルが一時的なグレリン(空腹を左右する消化管ホルモン)濃度の抑制をもたらし、肥満男性の空腹感を低減すると仮定しました。

 

10名の、肥満だが健康な大学生(BMI30以上)が実験に参加し、プロトコルには、間欠的トレッドミルランニングが用いられ、強度を徐々に増加させ(約70%VO2max)ました。

 

実験の結果、不活動な肥満男性において、グレリン濃度および空腹感は間欠的トレッドミルランニングによって抑制され、運動後2時間維持されました。

 

これらは、運動が食欲を抑制し、健康な肥満者においてではありますが、カロリー消費をもたらす役割を担っているエビデンスであると思われます。

 

メタボリックシンドロームにおけるグレリン血中濃度と運動(運動後2時間後にはグレリンの濃度は低下を示し、これにしたがって空腹感が軽減し、カロリー摂取量も減少する)

運動の効果

しかしながら、運動によってもたらされる空腹感の抑制の大きさは、運動強度、行う人の年齢、体重、性別などの個別的な要因に依存します。

 

レビュー論文によれば、研究の多くが急性の運動(サイクリングもしくはランニング)が有意に食欲を低減したという結果が得られています。

 

メタボリックシンドローム患者に対する運動の急性効果としては、血圧の低下、血糖値の改善、そしてHDLコレステロール値の増加などがあります。

 

規則的な運動は、骨格筋内脂質および内臓脂肪など、体脂肪全体の実質的な減少に関わっています。

 

メタボリックシンドロームと血中グレリン濃度(グレリンは空腹を左右する最も主要な消化管ホルモンのひとつになり、血中濃度が高い人は、より高糖質の食べ物を欲する)

 

メタボリックシンドロームと消化管ホルモン(肥満者はレプチン耐性をもつことが明らかとなっており、脳が満腹を感じにくくなっている)

 

引用・索引Abbenhardt,C,Effects of individual and combined dietary weight loss and exercise interveons In postmenopausal women on adiponestion and leptin levels Journal of Internal Medicine163-175.2013


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