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水泳選手にとっての競技特異的トレーニング(競技特異的トレーニング群は、非競技特異的トレーニング群よりも肩関節傷害が40%少なくなった)

2016.04.26 | Category: 水泳

競泳選手の筋力トレーニング

水泳選手の筋力トレーニング

水泳選手にとっての競技特異的トレーニング

水泳選手にとっての競技特異的トレーニングとは、泳ぐ場合と同じ方法で同じ筋群を刺激するエクササイズを行うことになります。

 

これには、ウェイトルーム、プール、自重、ラバーチューブエクササイズが含まれます。

 

2007年のある研究では、21名の競泳選手を3つの群、すなわち筋力トレーニング群、水中でのレジスタンス&アシスティッドスプリント群、対照群に無作為に割り当て、12週間後、水泳パフォーマンス、テクニックパラメータ、筋力の3つの分野すべてで向上を示したのは、レジスタンス&アシスティッドスプリント群だけでした。

 

この研究は、競技特異的筋力トレーニングが競泳の3つの構成要素(スタート、ターン、泳ぎ)のうち1つか2つではなくすべてを向上させることを示しています。

 

競泳自由形短距離選手のための競技特異的トレーニング(50m自由形レースの半分がパワーと爆発的動作によって構成され、残りの半分が筋力とテクニックによって構成されている)

肩関節傷害の減少への貢献

競技特異的筋力トレーニングは、肩関節の健全性、筋力、パワーを向上させるだけではなく、肩関節傷害の減少にも貢献することが複数の研究によって示されています。

 

通年で競技を行う競泳選手は、1回のプールワークアウトにつき肩の平均回旋数が約2,500回にも上ります。

 

また、全競泳選手の47~80%が肩を受傷した経験があります。

 

したがって、棘上筋、肩甲下筋、棘下筋、小円筋(ローテーターカフ)を強化するエクササイズは、肩関節傷害のリスクを低減する助けになります。

 

Raniらは、27名の高校競泳選手を対象として、シーズン前、中、後の肩関節の内旋筋群と外旋筋群を評価し、その結果、シーズン前とシーズン後を比べると内旋筋力も外旋筋力も増加していました。

 

そして、内旋筋力と外旋筋力のアンバランスが肩関節傷害の一因である可能性も指摘しました。

 

また、Temple Universityは6週間の研究を行い、肩甲上腕関節周辺の筋群の安定性を高めて肩関節痛を減少させる手段として、競技特異的エクササイズを付加する方法を検証し、その結果、競技特異的トレーニング群は、非競技特異的トレーニング群よりも肩関節傷害が40%少なくなりました。

 

競泳選手のトレーニングプログラム(プライオメトリックトレーニングを加え、股関節、膝関節、足関節のトリプルエクステンションに焦点を当てることで、タイムを短縮できる)

 

水泳選手と肩関節傷害予防(およそ47~80%の選手が肩関節に傷害を発生していることから、ローテーターカフの強化、あらゆる方向や平面における刺激により、コア(体幹)を強化することも必要になる)

 

引用・索引Fig G and Santana JC.Strength training for swimmers:Training the core.J Strength Cond Res 27:40-42,2007


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