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7人制ラグビーにおけるTime motion分析(生理学的応答(心拍数、血中乳酸濃度、筋グリコーゲン濃度など)を測定することにより、有酸素性能力、スピード、アジリティ、筋力、パワー、柔軟性そして競技特異的スキルの重要性が明示されている)

2016.05.11 | Category: トレーニング,ラグビー

7人制ラグビーにおけるトレーニング

7人制ラグビーの特徴

7人制ラグビーとオリンピック

2016年の夏季オリンピックにて「7人制ラグビー」はオリンピック種目として採用されています。

 

中国、アメリカ、ロシアの学校では、ラグビーが「オリンピック競技」として教えられており、数多くのラグビー強豪国が、将来のオリンピック出場選手の発掘と強化に巨費を投じています。

 

しかし、7人制のラグビーは15人制のラグビーとは大きく異なるゲームであり、したがって、選手の準備を整えて効果的に大会に向けた管理を行うことは、ストレングス&コンディショニングコーチにとって多くの課題があります。

 

プレシーズン期の準備トレーニング(競技特異的適応を促すために特異的なコンディションを向上させるには、乳酸耐性トレーニング(LAT)、無酸素耐性トレーニング(ATT)、リン酸系トレーニング(PST)が推奨される)

7人制ラグビーとは

7人制ラグビーの試合は、普通のラグビーの試合と同じ広さの競技場(競技区域の長さ100m以内、競技区域の幅70m以内)で行われ、ルールも15人制ラグビーと類似していますが、根本的な差異が複数存在します。

 

例えば、フィールド上にいる各チームの選手は7名(フォワード3名、バックス4名)であり、7分ハーフ(大会の決勝戦は10分ハーフ)でハーフタイムは2分になり、15人制よりも試合時間が短いことにより、1日で多くのゲームを実施することが可能になりますが、ロスタイムのために実際にはゲーム終了に15分以上を要する可能性もあります。

 

7人制ラグビーの最大の魅力は、プレーのスピード感とスキルに対する要求になります。

 

例えば、7人制の選手には、高スピードで走りながら、15人制の場合よりもはるかに遠い距離から正確にパスする能力が必要であり、守備範囲も15人制の約2倍に上るため、守備の重圧は相当なものになります。

 

そのため、自陣のゴールラインを守るために、より広範囲をカバーできることがプレーに欠かせない特徴になります。

 

したがってプレーはきわめて高強度で行われ、短い回復時間を挟んで何度も反復して高強度運動を実施することが要求されます。

 

プレシーズン期におけるレジスタンストレーニング(パワー出力の向上は、多くの競技においてパフォーマンスの成功を左右する生理学的主因とされ、神経筋および神経内分泌系の適応を促し、除脂肪体重を増加させ、バランス、柔軟性、コーディネーションを向上させ、運動覚を敏感にする)

Time motion分析

試合では、Time motion分析を利用し、様々な生理学的応答(心拍数、血中乳酸濃度、筋グリコーゲン濃度など)を測定することによって、高いレベルの持久力、スピード、アジリティ、筋力、パワー、柔軟性そして競技特異的スキルの重要性が明示されています。

 

理想的には心拍数とGPSデータを収集し、試合中の動作と運動強度をより正確に評価すべきであり、このような情報は各選手の動作パターン(前方、後方、側方への走動作など)、各移動様式における平均速度(時速18kmを超えると高速度とみなされる)、そして動作の連続性を正確に分析することに役立ちます。

 

ウェイトリフティングの生理学的変化(ウェイトリフティング選手は、非鍛錬者よりも一層多くの機械的仕事を行い、より高い血中乳酸濃度に達することができる)

 

引用・索引Issurin V.New horizons for the methodology and physiology of training periodisation Sports Med 40:189-205.2010


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