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大会期間中におけるリカバリー戦略(足首で最低18mmHg、大腿中央部では8mmHgのコンプレッションウェアはパフォーマンスを向上させ、血中乳酸の除去を促進するだけではなく、運動後の筋肉痛を緩和させる)

2016.05.21 | Category: ラグビー

回復戦略から考える試合期における管理

コンプレッションウェアの利点

コンプレッションウェアの使用は以前からラグビー選手に進められてきました。

 

長時間の陸路および空路での移動時、大会開催地への行き帰り、最初のゲームのための準備時、さらに徒歩で観光をする場合は休養日にも着用します。

 

通常、ゲームとゲームの間は最低でも2時間空いているため、その間はコンプレッションウェアを着用させます。

 

研究によると、足首で最低18mmHg、大腿中央部では8mmHgのコンプレッションウェアはパフォーマンスを向上させ、血中乳酸の除去を促進するだけではなく、運動後の筋肉痛を緩和させます。

 

選手のトーナメント管理と回復戦略(トレーニングへの適応が最終的に確実にプラスへの結果をもたらし、マイナスの効果:オーバートレーニングの徴候を最小化することが重要になる)

ストレッチングとマッサージ

さらに、大会開始前日の休養日の夕刻におけるチームミーティング/ビデオ分析の直後に、全身の静的ストレッチングを30分間行わせます。

 

筋肉痛の増加と可動域の低下はトレーニングの結果であり、回復戦略を用いてこられの徴候を和らげ、これには全身の筋緊張をほぐす効果もあります。

 

急性傷害および慢性障害に対してチームの理学療法を受けていない選手には、大会前日に下背部と下肢のマッサージを受けさせます。

 

7人制ラグビーの傷害発生調査(傷害は試合の後半戦において発生することが多く(p<0.001)、疲労の蓄積が重要な役割を果たしていることが示唆されており、7人制における下肢関節の傷害発生率は15人制のほぼ2倍である)

主観的スコアによる体調管理

大会中、選手には毎日、体調と回復に対する主観的スコアを記録させ、毎朝、朝食前にチーム監督のPCに個人の体調記録をアップさせます。

 

コーチングスタッフは特定の数値(主観的疲労/回復、トレーニングに対するやる気、睡眠の質と長さ、気分がすぐれないなど)に関して高いスコアを示す選手を発見したら、予定されていたトレーニング/試合への参加の変更を検討し、体重も朝食前と夕食前に記録させます。

 

その数値が、確立されているプレー体重を500g以上下回っていたら、水分摂取量を増やすようにアドバイスをします。

 

体重減少が夕食前に認められたら就寝約2時間前に再確認しますが、就寝2時間前の水分摂取は積極的には進められません。

 

なぜならば、夜間の尿意が睡眠の質を低下させる可能性があるからです。

 

携帯用浸透圧計(Osmocheck,Vitech Sport Performance,Partridge Green,UK)を利用して、1日の2度目の尿で水分状態と尿比重をモニタリングをし、200~600ミリオスモルであれば良く、600ミリオスモルを超えている場合は電解質補給飲料を摂取させて、数値が200~600ミリオスモルに落ち着くまでモニタリングします。

 

そして、ホテルでは、その日に予定させている最初の試合の約3~4時間前に、低グリセミック指数の特別食を食べさせます。

 

7人制ラグビーにおけるTime motion分析(生理学的応答(心拍数、血中乳酸濃度、筋グリコーゲン濃度など)を測定することにより、有酸素性能力、スピード、アジリティ、筋力、パワー、柔軟性そして競技特異的スキルの重要性が明示されている)

 

引用・索引Issurin V.New horizons for the methodology and physiology of training periodisation Sports Med 40:189-205.201


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