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肩の外旋可動性(プレス動作(ベンチプレスなど)ばかりを行なうアスリートには、肩の外旋不足はよくみられ、外旋が不十分であると肩のインピンジメントを引き起こす)

2016.07.22 | Category: ストレッチング

肩の外旋可動性

肩の外旋可動性

肩の外旋可動性(SERM:shoulder external rotion mobility)

オーバーヘッド動作を行なうアスリートにとって、肩の外旋可動性(SERM:shoulder external rotion mobility)が問題になることは滅多にありませんが、長時間座って過ごすアスリートや、筋のバランスを確実に保つためのプル動作をほとんど、あるいは全く行わずに常に多数のプレス動作(ベンチプレスなど)ばかりを行なうアスリートには、肩の外旋不足はよくみられます。

 

当然のことながら、外旋が不十分であると肩のインピンジメントを引き起こし、外旋不足が改善されるとインピンジメントの症状が緩和されます。

 

「ノーマネー」ドリル(上腕を体側につけて、両腕の肘を90°に曲げて行なう動的な肩の外旋運動で、肩の外旋可動域の末端まで動かしてから体幹へと戻し、上部にくる手を各レップごとに変えながら繰り返す)を単独で、またはスキップなどの下肢の運動と組み合わせて用いることで、全身の運動調節と併せてSERMを促進できます。

 

野球肘とファンクショナルムーブメントスクリーン:FMS(肘に影響を与える可能性として、近位から遠位へのコーディネーションの低下、股関節のROM制限/筋力低下、体幹の筋力低下、肩の柔軟性低下が挙げられる)

まとめ

可動性と柔軟性は相互に関連がありますが、独自の能力として個々に取り組むべき固有の概念になります。

 

若年アスリートの可動性の強化には、目標を定めた動的な柔軟性ドリルと具体的な姿勢の手がかりを用いて、ウォームアップを最大限に効果的かつ効率的に行なうことが含まれます。

 

性別、身体成熟度、暦年齢、トレーニング経験、競技歴、アスリートの相違を考慮しながら、筋力、安定性、組織の質の向上をもたらす包括的なトレーニングプログラムを作成することは、きわめて重要な技術になります。

 

静的ストレッチングは多くのアスリートのプログラムにおいて一定の価値があることは確かですが、その総合的な有用性は、一人ひとりのアスリートによって異なります。

 

運動前の静的ストレッチ(力の発揮において、筋腱単位:MTUの過度なスティフネスは重要な要素になるため、柔軟性の過度な増加は力とパワー発揮能力を低下させる)

 

引用・索引Bachele T and Earle R,eds,Essentials of Strength Training and Conditioning.Champaigh,IL,Human Kinetics,2008 397-402

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