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青少年の線維筋痛症患者の神経筋トレーニング(筋骨格痛を有する青少年は、健常者と比べて歩行が変化し(ストライド長の短縮)、また、バイオメカニクス的機能が低下する(下肢の筋力と姿勢制御の低下)傾向にある)

2016.07.26 | Category: 慢性疼痛

青少年の線維筋痛症患者の神経筋トレーニング

青少年の線維筋痛症においての神経筋トレーニング

筋骨格系痛を有する青少年

筋骨格痛を有する青少年は、健常者と比べて歩行が変化し(ストライド長の短縮)、また、バイオメカニクス的機能が低下する(下肢の筋力と姿勢制御の低下)傾向にあり、そのため、エクササイズによる受傷や疼痛悪化を起こしやすいと考えられています。

 

例えば、若年性突発性関節炎の患者は、対照群に比べてデプスジャンプの着地に変化がみられますが、このようなバイオメカニクス的機能の低下は、障害悪化の予測因子であることが明らかになっています。

 

さらに、線維筋痛症を有する青少年は、活動的な青少年と比べて、膝関節伸展、膝関節屈曲、および股関節外転の筋力と動的安定性が低いという結果がでています。

 

したがって、慢性疼痛を有する線維筋痛症患者に適した介入をデザインするにあたっては、疼痛の再燃リスクを抑えながらも、基本的動作と筋力向上の指導に特化した要素を組み込む必要があります。

 

前十字靭帯における神経筋的側面の考察(膝関節の屈曲角が0~45°で大腿四頭筋が強く収縮し、ハムストリングスの収縮がその強さに見合わないとき、前向きの力が発生しACLにかなりの負担がかかる)

患者向けプログラム

患者向けプログラムでは、レジスタンス、動的安定性、およびコア中心の筋力向上の各エクササイズを通じて、低下した運動制御能力の改善を目指しますが、実施に際しては、患者各自の基礎体力レベルも考慮に入れなければなりません。

 

また、レジスタンス系エクササイズの実施後に生じる遅発性筋肉痛の発生を抑えることも、筋痛と疼痛症状の区別ができない患者のために考慮すべき重要な問題になります。

 

伝統的エクササイズプログラムは、通常、長時間の有酸素性エクササイズや多量のレジスタンストレーニングを含みますが、これらは若年性線維筋痛症の患者が実行するには望ましくない可能性があり、間欠的な活動からなる神経筋トレーニングを実施するほうが、エクササイズにより誘発される症状や疼痛を抑える上で、より有益であると考えられます。

 

トレーニング年齢と量(初級クライアントに対しては、1つのエクササイズにつき6~15レップ×1~3セットの量で十分に筋力の向上が可能で、なぜならば、神経筋系のコーディネーションが向上し、筋内の運動単位の動員が増加するからである)

 

引用・索引American pain Society.Guideline for Management of Fibromyalgia Syndrome pain in Adults and Children.Glenview.IL:American pain Society.2005

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