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腱スティフネスが増大する理由(コラーゲン原線維の「波状構造が失われる」とスティフネスが増加し、腱全体のスティフネスも増加する)

2016.08.25 | Category: プライオメトリックトレーニング

腱スティフネスが増大する理由

腱スティフネスが増大する理由

コラーゲンの波状(クリンプ)構造の減少と腱スティフネス

腱スティフネスが増加する2つめの理由として、コラーゲンの波状(クリンプ)構造の減少になります。

 

これもまた、腱の微細構造の変化であり、スティフネスの増加要因になります。

 

腱のコラーゲン線維は並列に詰まっていますが、それらは真っ直ぐではなく波打っており、波状構造はコラーゲン原線維の特性であり、非直線的な応力-ひずみ関係に寄与しています。

 

非直線的な応力-ひずみ関係とは、スティフネスが一定の直線的な関係とは反対に、変形により軟部組織のスティフネスが増加することを意味します。

 

したがって、コラーゲン原線維の「波状構造が失われる」とスティフネスが増加し、腱全体のスティフネスも増加します。

 

歩行、ジャンプ走行などのプライオメトリックス(人が移動運動を行なう際には、収縮要素(CC)、直列弾性要素(SEC)、並列弾性要素(PEC)の3つの要素が相互に作用して、効率的な運動が生じる)

腱膜とは

人と動物の両方に関する研究からは、青少年から成人へと年齢が上がるにつれて、コラーゲン原線維の波状構造が減少することが明らかにされています。

 

腱膜は組織学的に腱に類似した幅の広い平らな薄膜ですが、腱のような血液の供給や中枢神経からの信号はありません。

 

腱が筋を結びつけるのに対し、腱膜はそれが骨であれ他の筋であれ、動く部分に筋を接続します。

 

腱膜は幼年期から成人期までよく似た漸進的な発達を遂げ、弾性エネルギーの貯蔵に影響を及ぼし、16歳以下の若い人の腱膜は細長く、短く、量も少ないことが明らかになっています。

 

腱膜の長さは年齢とともに増加すると思われ、40歳以上の成人は、通常、分厚い腱膜を有していることが明らかになっており、(60歳以上)高齢者群でも、腱膜はなお十分に発達し強靭なことも明らかになっています。

 

女子選手における非接触型ACL断裂の発生の可能性を最小限にとどめるには(プライオメトリックトレーニングは、ハムストリングスと大腿四頭筋の筋力比を改善し、減速時のハムストリングスの反応筋力を向上させ、着地にかかる力を低減し、外反および内反トルクを減少させる)

 

引用・索引Strength&Conditioning Journal35 Numbers3 pages77-88


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