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最大走速度を向上させるには(最大走速度を向上させるためには、鉛直と水平両方の地面反力(GRF)を増大させなければならないことが明らかになっている)

2016.12.19 | Category: トレーニング

地面反力(GRF)の2つの主要成分

スプリントにおける地面反力

スプリントにおける地面反力(GRF)の2つの主要成分は増大の仕方に違いがあるだけでなく、鉛直方向の力については速度上昇に伴って直線的に増大しない場合があることもまた明白になります。

 

MunroらとNiggらは、速度3~6m/秒の範囲において、鉛直方向のGRFは速度上昇とともに直線的に増大したことを示しており、またKelllerらも速度3.5m/秒までは同様の直線的な増大を認めていますが、速度がそれ以上になると増大との関係は日直線的になり、場合によっては鉛直方向の力はそれ以上増大しなくなることを報告しています。

 

また、Brughelliらは、走速度が最大速度の40%から65%に上昇するに伴い、相対的な水平方向の力は38%増大し(0.21±0.02N/kgから0.29±0.03N/kgへ)、相対的な鉛直方向の力は17%増大(1.98±0.23N/kgから2.31±0.18N/kgへ)したと報告しています。

 

しかし、走速度が65%から100%へと上昇する間には、相対的な鉛直方向の力は変化しなかったと報告しています。

 

優れたスプリントパフォーマンスを出すには(脚部を完全伸展させることで力が地面に対してより長時間発揮されると、速度の上昇が得られる(f×t=m×v))

最大走速度を向上させるためには

最大走速度を向上させるためには、鉛直と水平両方のGRFを増大させなければならないことが明らかになっています。

 

ふたつのGRFのうち鉛直方向のうち鉛直成分のほうが見かけ上は大きくなりますが、走速度は最大に近づくにつれて鉛直よりも水平方向の力に対する依存度を高めると考えられています。

 

速度が上昇するにつれて鉛直方向の力と走速度の間には直線的な関係がみられなくなることは明白です。

 

鉛直方向の力を増大させても水平方向の速度は向上しませんが、走速度の加速と減速は主に水平方向の力の変化によってもたらされることは理にかなっています。

 

ストライド頻度とストライド時間(ストライド頻度はストライド時間の影響を直に受け、そしてストライド時間は遊脚時間(滞空時間)および接地時間(立脚時間)の影響を受ける)

 

引用・索引Young W,James R and Montgomery I,Ismuscle power related to runnig speed with changes of Direction Jsports Med Phys Fit 42:282-288.2002


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