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若年アスリートにおける代替え的なパワー向上法の選択(プライオメトリックスでは大きな床反力が生じるため、プログラムへの適用は慎重に行わないと、短期的には過負荷による傷害を、長期的にはオーバーユースの問題を引き起こすおそれがあり、特に成長期のアスリートにおいてはその懸念が大きくなる)

2016.12.17 | Category: トレーニング

パワー向上法

若年アスリートにおけるパワー向上法としてのジャンプスクワット

アシスティッド・ジャンプスクワット

パワーは伝統的にウェイトルームの中でウェイトリフティングやプライオメトリックスを用いて強化されてきました。

 

これらは下肢のパワー向上手段として確かに効果的ですが、同時にいくつかの制約もあり、ウェイトリフティングは習得が難しい場合があり、高いレベルの習熟度に到達するためには専門家の指導が必要になります。

 

動作をマスターするまで、これらのエクササイズがパワー発揮をもたらす効果は限られ、最初のうちは低負荷を用いて、股関節、膝関節、および足関節の筋を協調させて爆発的に動員することをまず習得しなければなりません。

 

ウェイトリフティング系のリフトは、スポーツ動作の中でも最も爆発的な部類に入りますが、動作速度は比較的遅くなります。

 

Garhammerは、エリートリフティング選手の最大努力によるクリーンおよびスナッチのバーベル速度を1.6から2.0m/秒と報告しています。

 

走り高跳びのエリート選手は踏切時に最大4.8m/秒の重心鉛直速度を発揮できることを考えると、一部の競技における速度特異的ニーズを満たすためには、ウェイトリフティング以外のトレーニング方法も必要な場合があるとは明白と思われます。

 

筋パワーを向上させ、競技パフォーマンスを高める3つの基本トレーニング(スクワットやデッドリフトなどの伝統的な多関節ウェイトトレーニング、爆発的なプライオメトリックトレーニング、およびクリーン&ジャークなどのウェイトリフティングエクササイズになる)

プライオメトリックス

プライオメトリックスは、筋力とスピードの格差を埋めるための効果的なトレーニング法であり、アスリートにおけるパワー発揮の向上と、ジャンプパフォーマンスおよび走速度の改善に有益であることが証明されています。

 

確かにプライオメトリックスはアスリートのパワー向上の優れた手法ですが、実践するためには力を発揮して減衰させる能力を相当に有していなければなりません。

 

しっかりとした基礎的筋力を獲得していない若年アスリートにとって、中~高強度のプライオメトリックスエクササイズは安全でない可能性があります。

 

プライオメトリックスでは大きな床反力が生じるため、プログラムへの適用は慎重に行わないと、短期的には過負荷による傷害を、長期的にはオーバーユースの問題を引き起こすおそれがあり、特に成長期のアスリートにおいてはその懸念が大きくなります。

 

コンプレックストレーニングと活動後増強(PAP:Postactivatiation potentiation)(PAPは筋の最大または最大に近い収縮の後に爆発的筋力が増大する現象を指す)

 

引用・索引Zatsiorsky VM and Kraemer KJ.Science and Practice of Stregth Training Champaign IL Human Kinetics,2006,pp.120-122


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