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レジスタンストレーニングに起因する肩の障害(RTを集団で起こる傷害や障害のうち最大36%が肩関節複合体で発生している)

2017.01.31 | Category: 投球障害治療

レジスタンストレーニングに起因する肩の障害

レジスタンストレーニングにおける肩関節障害リスクを考える

レジスタンストレーニングと肩の障害

レジスタンストレーニング(RT)は、スポーツ競技のための筋骨格の強化、障害のリハビリテーション、様々な健康や体力にもたらす利益などを実現する手段として提唱されてきました。

 

RTに起因する障害の発生率は過去10年間増加傾向にあり、RT参加者の25~30%が治療を要する重度の傷害を負ったことが報告されています。

 

さらに過去数十年の間に、ウェイトリフティングに関連した救急科への搬送または来院の件数は35%増加し、それらの傷害の約4分の1は不適切なトレーニングが原因とされています。

 

特に肩関節複合体は、RTに起因する傷害の中でもかなり高い割合を占めています。

 

肩関節後部の柔軟性エクササイズ(水平内転(クロスアームストレッチ)などは、肩甲骨を安定させずに行なうと、肩甲胸郭関節が代償運動を行ない、本来の効果が得られないおそれがある)

肩関節複合体が負傷しやすい理由

研究者の報告によると、RTを集団で起こる傷害や障害のうち最大36%が肩関節複合体で発生しています。

 

肩関節複合体が負傷しやすい理由は、部分的には、RTにより肩関節に大きな負荷がかかることであり、従来あまり負荷のかからない関節である肩関節が、反復的な挙上の過程で相当な負荷を担う必要があります。

 

さらに、一般的なRTエクササイズでは、しばしば肩にとって好ましくないポジションを取る必要があります。

 

例えば、高負荷での可動域限界域の外旋位は、急性および慢性の傷害を負いやすく、さらに、上肢のRTルーティンでは、筋力や筋肥大に明らかな向上をもたらす大筋群を強調するあまり、安定性を担う小筋群がしばしば軽視されます。

 

反復的な負荷、不適切な姿勢、偏ったエクササイズの選択により、関節や筋のアンバランスが生じ、RT参加者の傷害リスクが高まる可能性があります。

 

肩関節後部の緊張に対する柔軟性エクササイズの選択(一般的に、ストレッチプログラムを開始すると、短時間に可動性の向上がみられ、肩関節後部の緊張(PST)が改善されると、内旋および水平内転の可動性向上が自覚される)

 

引用・索引Department of Physical Therpy Nova Southeastern University Fort Lauderdale Florida


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