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コアのスティフネスはどのように四肢の速度と筋力を高めるか(基本的なスポーツ動作のひとつ、投動作を例に考えてみると、右投げの投手は、ワインドアップにおいて左脚を上げ、右脚の股関節と膝関節を軽く屈曲させてバランスをとる)

2017.03.13 | Category: 体幹

回旋動作のコアの働き

専門的体幹トレーニングと回旋動作

パフォーマンスの強化と傷害予防

Mcgillらは、専門的トレーニングの指針となり、パフォーマンスを強化し、また不安定性に関連する様々な傷害の予防にも役立つものとして、脊柱の安定性をもたらす4つの基本原則を次のように提示しています。

 

  1. 近位のスティフネス(腰椎及びコア)が遠位のセグメントの運動能力と四肢の速度を向上させる。
  2. 柔軟な脊柱が負荷に耐えるためには筋の「支え綱」が不可欠である。
  3. 筋の同時活性がスティフネスをもたらし、疼痛と組織変性につながる関節の微小な動きを抑える。
  4. 一部のタクティカルアスリートや、格闘およびインパクト要素を伴う競技の選手には腹筋の鎧が必要である。

 

競技特異的なトレーニングルーティンを作成するには(コアの強化はまず、股関節、体幹、および肩関節領域を含む多関節動作への漸進を伴う、アイソメトリックな安定性の獲得を通じて達成され、これを基盤とすることで、さらなる能力の向上を最も効率的な形で周期的に起こすことができる)

セラーぺの構造

そして、これらの機能にコアの両端から螺旋状に関与するのがセラーペ筋群になります。

 

具体的に、コアのスティフネスはどのように四肢の速度と筋力を高めるかというと、基本的なスポーツ動作のひとつ、投動作を例に考えてみると、右投げの投手は、ワインドアップにおいて左脚を上げ、右脚の股関節と膝関節を軽く屈曲させてバランスをとります。

 

この姿勢は、ポステリアセラーペ(右足から左肩にかけて身体背面を斜めに走る筋群)に負荷をかけます。

 

投手はそこから足を踏み出してコッキング期を開始しますが、その際、ポステリアセラーペを用いてを用いてコアの前方推進力を生み出します。

 

この前方への動きによって、投球動作のアーリーコッキング期が開始されます。

 

アーリーコッキング期には、右腕と左脚が伸張、外転することでアンテリアセラーペ(右腕から左足にかけて身体前面を斜めに走る筋群)に負荷がかかります。

 

続くレイトコッキング期には、左足が地面を踏み込み、左股関節の前方推進力を減速させる一方で、右股関節はさらに前進を続けます。

 

この左足の踏み込みは、運動連鎖する身体各部の弾性要素にも負荷をかけ、一定の弾性エネルギーが貯蔵されます。

 

野球に特異的な適応(多平面での回旋運動、特に肩、体幹、および股関節における回旋では、協調性を必要とし、これらの動作の想起と反覆を連続的にも散発的にも実行できる筋群と関節構造を必要とする)

 

引用・索引Behm D Drinkwater E Willardson JM and Cowley PM Canadian Society for Exercise Physiology Position Stand The use of insability to train the core in athletic and non athletic conditioning Appl Physiol Nut Mechb36:109-112.2010


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