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セラーぺの構造(螺旋状の硬いコアを形成することで、股関節および肩関節の筋群の近位端がしっかりと固定され、腕や脚を身体の前で高速で動作させることが可能になる)

2017.03.23 | Category: 体幹

セラーぺの構造

セラーぺの構造(股関節、体幹、肩関節)

セラーぺの構造の重要性

ここで重要なのは、セラーぺの構造になります。

 

螺旋状の硬いコアを形成することで、股関節および肩関節の筋群の近位端がしっかりと固定され、腕や脚を身体の前で高速で動作させることが可能になります。

 

これは、ランニング(特にスプリント)、投動作、キック、方向転換、階段昇り、薪割り、さらには片側での挙上や運搬も含め、あらゆる素早い両側交互動作に不可欠な要素になります。

 

以上のことから、「近位のスティフネスは遠位の可動性と運動能力を向上させる」という身体運動の普遍的法則が導き出されます。

 

そしてそのためには、セラーぺを用いてコアのスティフネスを増大させる必要があります。

 

コアの体幹において回旋パワーを産生することは、パフォーマンスの向上と傷害予防を両立させる上で問題があります。

 

身体前面および背面のセラーぺ:回旋動作のコア(競技動作において、大部分のパワーを生み出すのは股関節の筋群になり、このパワーは運動連鎖によって上へ向かい「硬く」なったコアを通じて腕に伝達される)

パワー=力×速度

パワーは力と速度の積で表され、回旋動作に限っていえば、回旋速度と回旋トルクの積となりますが、そのうちの一方が高いと、他方を低くしなくてはなりません。

 

例えば、ゴルフのスイング動作では、回旋速度が高く、回旋力が低いため、産生されるパワーは低くなりますが、同時に受傷リスクも低減されます。

 

反対に回旋力が高いと、速度を抑えなくてはなりません。

 

同じ理屈が野球の投球動作にも当てはまります。

 

投球動作を観察すると、股関節と肩関節が動いているのに対し、体幹の回旋はごくわずかであり、反対に回旋力が高いと回旋速度を低くして体幹の産生パワーを抑制しなければなりません。

 

以上のことから、トレーニングでは体幹を硬くして、股関節と肩関節の回旋動作を強調する必要があります。

 

具体的には、パロフプレス、バードドッグ、ショートケーブル/バンドローテーション、ワンアームプッシュアップ、およびワンアームスタンディングケーブルプレスなどのエクササイズを検討するとよいとされています。

 

これらはすべて、セラーぺのパフォーマンスを最小限のリスクで向上させるためのエクササイズになります。

 

例えば、スタッガードスタンス(左足を前)をとり、反対側の腕で実行するバンド/ケーブルプレスは、右の前鋸筋、および右の外腹斜筋、左の内腹斜筋、および左の股関節屈曲/内転筋という、コアを対角線状に走る筋を動員します。

 

野球に特異的な適応(多平面での回旋運動、特に肩、体幹、および股関節における回旋では、協調性を必要とし、これらの動作の想起と反覆を連続的にも散発的にも実行できる筋群と関節構造を必要とする)

 

引用・索引Behm D Drinkwater E Willardson JM and Cowley PM Canadian Society for Exercise Physiology Position Stand The use of insability to train the core in athletic and non athletic conditioning Appl Physiol Nut Mechb36:109-112.2010


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