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絶食後の心臓血管系トレーニング(運動強度が高くなると脂肪組織の血流が減少することが示されており、これは、脂肪細胞中に遊離脂肪酸を閉じ込めておくことで、トレーニング中の脂肪酸化能力を妨げることだと考えられている)

2017.03.29 | Category: 有酸素運動

心臓血管系エクササイズと脂肪燃焼

絶食後における有酸素性エクササイズ

絶食後の心臓血管系トレーニングは脂肪減少効果を高めるか?

ボディビルダー、アスリート、フィットネス愛好家がよく利用する脂肪燃焼法は、早朝空腹状態で心臓血管系エクササイズを行うというものになります。

 

この方法は、Bill Phillipsの著書「Body for Life」により普及しました。

 

Phillpsによれば、一晩絶食した後の20分間、高強度の有酸素性エクササイズを行うことは、食後に1時間の有酸素性運動を行うことよりも脂肪の燃焼に効果があるとしています。

 

その理論的根拠は、グリコーゲン濃度が低いと身体のエネルギー利用は、糖質から貯蔵脂肪へと切り替わるため、より多くの貯蔵脂肪が燃料として利用されるというものになります。

 

身体能力テストを行う際のガイドライン(例えば、有酸素性能力を評価するには、YYIRテストがエリート選手の有酸素性能力の把握に最も適している)

空腹状態と体脂肪

空腹状態でトレーニングを行うことにより体脂肪を減らすという方法はいかにも効果がありそうですが、その有効性は科学的に裏付はされていません。

 

何よりもまず、エクササイズセッション中に燃焼する脂肪量だけに目を向けるのは近視眼的であると言わざるを得ず、人体はきわめてダイナミックであり、エネルギー源として脂肪の利用を絶えず調整しています。

 

エネルギー基質の利用は数多くの因子(ホルモン分泌、酵素活性、転写因子など)によって左右され、これらの因子は刻一刻と変化します。

 

したがって、脂肪の燃焼が新体組成に影響を及ぼすのは時間単位である、という見方をするほうが意味があります。

 

原則的にワークアウト中により多くの糖質を燃やせば、運動後にはより多くの脂肪を燃やし、その逆も同様になります。

 

注目すべき点は、脂肪を最大限減少させるためには、高強度インターバルトレーニング(HIIT)が中強度の定常状態で行うトレーニングよりも優れた方法であることが証明されたことです。

 

興味深いことに、研究によると、運動強度が高くなると脂肪組織の血流が減少することが示されており、これは、脂肪細胞中に遊離脂肪酸を閉じ込めておくことで、トレーニング中の脂肪酸化能力を妨げることだと考えられています。

 

それでも、エクササイズ中の脂肪酸化率は低いにもかかわらず、時間が経過すると、HIITを行う人の脂肪の減少量は、「脂肪燃焼ゾーン」でトレーニングする人よりも大きくなります。

 

この事実は、24時間のエネルギーバランスが体脂肪を減らす上で最も重要な決定因子であるというもうひとつの証拠を示しています。

 

3,200m走テスト(3,200m走は、最大酸素摂取量(ml/kg・min)やV-OBLA(OBLA出現時の走速度)の有酸素性能力指標と有意な相関関係にあり、また成熟段階の影響を受けない)

 

引用・索引Dose Cardio After an Overnight Fast Maximize Fat Loss?54-56


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