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脂肪燃焼と空腹状態(エクササイズ前に糖質を摂取することにより、ミトコンドリアへの長鎖脂肪酸の流入が減少するのはインスリンの作用により脂肪組織の脂肪分解が制限されること、解糖流量が増加すること、そして、脂肪酸の運搬と酸化にかかわる遺伝子の発現が減少する)

2017.04.07 | Category: 有酸素運動

脂肪燃焼と空腹状態

脂肪燃焼と持久力トレーニング

空腹時に行う有酸素性エクササイズ

脂肪の減少を促進させるために空腹時に有酸素性エクササイズを行うという概念は、エクササイズセッション中に燃焼する脂肪量へと効果だけを考えても誤っていると言わざるを得ません。

 

確かに非鍛錬者においては、複数の研究により、低強度の有酸素性エクササイズ(約60%VO2max)の前に糖質を摂取することにより、ミトコンドリアへの長鎖脂肪酸の流入が減少することが示されています。

 

その原因は、インスリンの作用により脂肪組織の脂肪分解が制限されること、解糖流量が増加すること、そして、脂肪酸の運搬と酸化にかかわる遺伝子の発現が減少することにあります。

 

しかし、トレーニング状態と有酸素性エクササイズの強度はどちらも、エクササイズ前の摂食による脂肪の酸化効果を低減することが知られています。

 

ランニングと競技パフォーマンス(有酸素性能力を測定するフィールドテストは、連続的多段階トラックテストと、最大努力による多段階シャトルランテストの導入によって変革を遂げた)

摂食状態と空腹状態のトレーニング

Horowitzらは、6名の中級レベルのトレーニングを積んだ人を対象に、摂食状態と絶食状態において、様々なトレーニング強度が脂肪燃焼反応に及ぼす影響を調査しました。

 

被験者は、4回の別々のセッションにおいて、異なる強度で2時間自転車を漕ぎ、このうち2回の実験では、被験者は高グリセミック指数の糖質食をトレーニング開始後30分、60分、90分に摂取しました。

 

この実験のうち1回は低強度(25%最大酸素摂取量)で、もう1回は中強度(68%最大酸素摂取量)でトレーニングを行ない、他の2回の実験では、被験者はエクササイズの前12~14時間絶食し、絶食状態のままトレーニングを行ないました。

 

低強度トレーニングの試験結果をみると、摂食状態では絶食状態と比べ、脂肪の分解が22%抑制されましたが、自転車トレーニング開始後80~90分の脂肪の酸化に関しては、両群間に差は認められず、この時点を過ぎるとやっと、絶食状態の被験者の酸化速度が速くなることが観察されました。

 

反対に、中強度の自転車トレーニングでは、脂肪分解と血漿中の遊離脂肪酸濃度が20~25%減少したにもかかわらず、どの時点でも条件間で脂肪の酸化に差は認められません。

 

サッカー選手の有酸素能力とVO2maxおよび換気閾値におけるVO2と速度(YYIEL2とYYIRL1テストにおいて達成されるレベルは有意に相関している(r=0.75、p=0.00002))

 

引用・索引Dose Cardio After an Overnight Fast Maximize Fat Loss?54-56


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