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膝関節の内旋は外反モーメントを増加させる(膝の外反角度の増加は、膝蓋骨を正中線の内側に傾け、この膝蓋骨が変化した膝の状態はQアングルを大きくする)

2017.06.08 | Category: 足部疾患

膝関節の外反モーメント

膝関節の内反モーメントと足関節傷害の関係

膝関節外反ポジション

膝関節の内旋は外反モーメントを増加させ(膝外反ポジション)、痛みを生じます。

 

膝の外反角度の増加は、膝蓋骨を正中線の内側に傾け、この膝蓋骨が変化した膝の状態はQアングルを大きくします。

 

Qアングルは、骨盤軸および大腿と膝蓋骨のアライメント軸の交点による角度を表す不可視のラインです。

 

通常のQアングルは股関節に対して非常に小さく(男性で10~15°、女性で15~18°)、Qアングルが大きくなると、足関節(長腓骨筋および短腓骨筋)および膝関節(大腿二頭筋および外側ハムストリング)の筋群における長さ-張力関係が変化します。

 

この変化はさらに、外側ハムストリングおよび腓腹筋側部の同時収縮をもたらします。

 

これが、腓腹筋中央部と前脛骨筋の弱化へとつながり、さらにこれら下肢の機能不全が骨盤や腰椎へ負の影響を及ぼします。

 

足部回内と下肢キネティックチェーンの機能障害(足部回内状態では、足は体重が乗った際に内側縦アーチを失う、 内側縦アーチは、足部内側の骨、靭帯、および腱で形成されており、足部縦アーチの役割は、足部が地面に接地した際に床反力を分散させる)

骨盤前傾と足部縦アーチ

研究によれば、回内角度が増加し、足部縦アーチが落ち込むと、腰椎の前弯が高まり、腰椎骨盤複合体の前傾をもたらします。

 

過度の骨盤前傾は、腸腰筋および脊柱起立筋群における長さ-張力関係を変化させ、この変化により、腸腰筋および脊柱起立筋群の短縮適応が起こり、さらに大殿筋と中殿筋の弱化が生じます。

 

これらによって、歩行動作時の水平面および前額面における、腰椎骨盤-股関節複合体の安定性を担う下肢の神経作用を低下させます。

 

足関節の可動性(足関節可動性(AM:ankle mo-bility)、特に背屈は、正常な歩行にとってきわめて重要になる)

 

引用・索引Adan RA Mechanisms Underlying current and future antiobesity drugs Trends in Neurosciences 133-137,2013


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