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急速減量法が及ぼしうる副作用(体重のわずか2%の水分喪失で、精神疲労、眠気、悪心、嘔吐、および無気力などの症状が生じうることが明らかになっており、極度の脱水状態では、暑熱関連疾患、入院、さらには死亡のリスクが高まる)

2017.07.25 | Category: 減量

急速減量法が及ぼしうる悪影響

急速減量法(RWL)

急速減量法(RWL)は、生理的、心理的に多くの影響を及ぼすことが考えられており、特に深刻な影響を及ぼしうる副作用は、重度の脱水になります。

 

体重のわずか2%の水分喪失で、精神疲労、眠気、悪心、嘔吐、および無気力などの症状が生じうることが明らかになっており、極度の脱水状態では、暑熱関連疾患、入院、さらには死亡のリスクが高まります。

 

1997年には、大学レスリング選手3名が、試合前の減量に伴う高体温症と脱水により死亡する事例が発生しています。

 

また、それほど深刻ではなくとも、脱水とカロリー制限は運動パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

 

また極端なカロリー制限は、栄養不良をもたらし、長期的にはビタミンとミネラル不足をもたらし、これらの栄養素が不足すると、毛髪や爪が乾燥してもろくなるほか、筋萎縮、疲労感、痙攣、筋衰弱、免役系の機能低下、エネルギー代謝の低下、そしてめまいなど、様々な副作用が生じます。

 

そのほか厳しいカロリー制限の下では、運動中のエネルギー源として、貯蔵されている筋タンパク質を利用す度合いが高まり、その結果、並行してレジスタンストレーニングプログラムを実行した場合に、トレーニングから得られる効果が減少する可能性もあります。

 

体重調整における運動前の栄養摂取(脂質の分解に対するインスリンの抑制効果を最小限にするために、グリセミック指数の低いCHOを摂取すること、また運動の約3時間前までに摂取する)

時間をかけて減量する意義

例えば、Gartheらは、若年アスリート(24±3歳)の被験者を、時間をかけて減量を行う群(週あたり体重の0.7%減)と急速な減量を行う群(週当たり体重の1.4%減)に無作為に分け、両群にそれと並行して週4回のレジスタンストレーニングセッションを実施させたところ、時間をかけて減量した群のほうが高いトレーニング効果が得られたと報告しています。

 

時間をかけて減量した群では変化では除脂肪体重が有意に増加したのに対して、急速に減量した群では変化はみられませんでした。

 

研究では、除脂肪体重を増やしながら体脂肪量を減らしたい成人は、週当たり体重の0.7%程度の時間をかけた減量に取り組むべきであると結論づけています。

 

格闘技競技における体重調整(水分補給状態を確認し、トレーニングによって起こる急性の体重減少、尿の色と重量オスモル濃度、ヘモグロビンとヘマトクリット値のモニタリングすることがパフォーマンスを低下させないことにつながる)

 

引用・索引Artioli G Franchini E Nicastro H Sterkowicz S Solis MY and Lancha A The need of weght comtrol management program in judo Aproposal based on the successful case of wrestling J Int Soc Sports Nutr7:15,2010


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