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失敗するまで行うトレーニングの反対意見(失敗するまで行うトレーニングを組み込むことは、疲労とその後の回復時間を増大させて、優先順位の高い他のコンディショニングドリル(プライオメトリックトレーニングなど)や競技特異的ドリルの練習効果を低下させる可能性がある)

2017.08.23 | Category: ウェイトトレーニング

COM:反対意見

トレーニングと変数

レジスタンスエクササイズの処方には複数の変数操作が含まれます。

 

American College of Sports Medicine(アメリカスポーツ医学会)では、主な変数として筋活動様式、負荷、量、エクササイズの選択、エクササイズ順序、セット間の休息、筋活動の速度、セッション頻度を挙げています。

 

ある期間にわたってこれらの変数がどのように構築されるかが、筋の特異的適応を決定します。

 

そしてこの適応は、パワー、筋力、筋肥大、局所的筋持久力などの測定可能な諸特性と関連しています。

 

これらの特性を向上させる過程に関連する可能性のある変数がもうひとつあり、それは、レップが失敗するまでセットを行うかどうかになります。

 

タウリン(80%1RMで3セットを失敗するまで行なう肘関節伸展筋群の伸張性エクササイズに対して、タウリンを1日に体重1kg当たり15mg、2週間補給すると、プラセボ群と比較して、筋力レベルが高まり、筋痛のレベルが低下したことも報告されている)

変数のパフォーマンスの移行

大多数のアスリートの場合は、局所的筋持久力、筋力、パワーを目的とするレジスタンストレーニングを実施することで、パフォーマンスへの最大の移行が得られます。

 

レジスタンストレーニングは、全準備スケジュールのたったひとつの構成要素しか含んでおらず、そこへ失敗するまで行うトレーニングを組み込むことは、疲労とその後の回復時間を増大させて、優先順位の高い他のコンディショニングドリル(プライオメトリックトレーニングなど)や競技特異的ドリルの練習効果を低下させる可能性があります。

 

しかし、失敗するまで行うトレーニングの支持者は、この方法を1セットだけ実施すれば、同じことを複数セット行うときほど他の重要なコンディショニング要素を妨げないと主張しています。

 

運動と筋のパフォーマンス(運動により、活動中の筋の血管拡張と活動していない筋の血管収縮による血液の著しい再配分が始まりますが、これは非活動的なクライアントでは心拍出量(心拍数と1回拍出量の積)が約4倍(20~22L/分)、上級アスリートでは8倍(35~40L/分)にまで上昇することに反映される)

 

引用・索引Willardson JM Norton L and Wilson G Training to failure and beyond in mainstream resistance exercise programs Strength Cond J 32:21-29,2010


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