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最大スピード:スプリントに関する誤解(フィールドスポーツのスプリント距離は通常10~30m(約2~3秒)であり、最大スピードに達するために必要な距離には到達していない)

2017.08.29 | Category: トレーニング

最大スピードとスプリントの関係

最大スピードはフィールドスポーツにおいて重要か?

最大スプリントスピードは大多数の競技にとって重要な領域になります。

 

フィールドスポーツ(サッカー、ラクロス、フィールドホッケーなど)にとって、最大スピードの向上は重要でないとみなされることが多いです。

 

これらの競技において最大スピードの向上を目指すことへの反論は、陸上競技の100m走の選手は50~60m地点まで最大スピードに達しないという知識に端を発しています。

 

フィールドスポーツのスプリント距離は通常10~30m(約2~3秒)であり、したがって、最大スピードに達するために必要な距離には到達していないことになります。

 

しかし、一般に見過ごされてきた2つの重要な観点があります。

 

すなわちフィールドスポーツでトップスピードに達するために必要な持続時間または距離と、短い距離ではトップスピードに達せないとする見方との関係、および静的スタートとフライングスタートになります。

 

第一に、50m~60mでトップスピードに到達することは、100m走の選手だけに当てはまることであり、陸上競技の短距離走者とサッカーやラクロスの選手の間には、それぞれの競技特性をめぐって、認識されにくい明らかな差異が存在します。

 

スプリントにおける加速(加速は、推進力がブレーキ力を上回るように水平方向の力を変化させることで達成できる)

陸上選手の特異的トレーニング

例えば、一流の陸上競技選手は、レース後半でトップスピードに達するような特異的なトレーニングを行います。

 

100mの選手が加速局面(すなわち0~30m)において、意識的に最大下スピードで走っているということはありません。

 

しかし様々なレース距離における最大スピードの発生タイミングの検証によって、次のことが明らかになっています。

 

すなわち世界選手権でもオリンピックでも優勝したMaurice GreeneやAsafa Powellなどの高い成功を収めた選手が50~60mのレースを終えるタイムは、100mの世界記録を打ち立てたレースでの50~60mのスプリットタイムよりも速いことです。

 

また100mのレースで他の選手よりも早くトップスピードに達する競技会で成功を収めることは少なく、なぜならば、長い距離にわたってそのスピードを維持することができないからです。

 

したがって、短距離走者にとっては、レース後半で最大スプリントスピードに達することが重要になります。

 

フィールドスポーツの選手は、練習でも競技でも100mよりも短い距離(10~30m)を走ります。

 

陸上競技の短距離走者とはトレーニングの特異性がかなり異なるため、大きなスピードに素早く生じる可能性があります。

 

実際、フィールドスポーツの選手はトップスピードよりも加速度に大きく依存することになるといわれることが多く、陸上競技の選手とフィールドスポーツの選手の加速能力を比較した研究は存在しません。

 

このようにエビデンスが欠如している場合は、フィールドスポーツの選手においては、最大スピードのトレーニングよりも加速度のトレーニングが優位に立つと不用意に結論を下してはなりません。

 

なぜならば、その腫脹を支持するデータも反論するデータもないからです。

 

スプリントにおける鉛直方向と水平方向のGRFの特性(鉛直方向の力の平均値は加速中には一定速度でのランニング中よりも水平方向の力への依存度が大きい)

 

引用・索引School of Kinesiology and Health Science York University Toronto Ontario


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