MENU TEL

ホーム > Blog > トレーニング > 脚のリカバリーは、次のストライドに向けて素早く姿勢を変えることを可能にするのか?(遊脚期中の脚の動作スピードを増加させると、次の接地が早く発生しうるために、水平変位率が総合的に増大するとされている)

ブログ記事

脚のリカバリーは、次のストライドに向けて素早く姿勢を変えることを可能にするのか?(遊脚期中の脚の動作スピードを増加させると、次の接地が早く発生しうるために、水平変位率が総合的に増大するとされている)

2017.09.08 | Category: トレーニング

遊脚期の脚のリカバリー

脚のリカバリーとスピード

遊脚期の脚のリカバリーがスピードにとって重要になります。

 

ストライドサイクルは2つの局面に分けられます(遊脚期と支持期)。

 

支持期とは足が地面に接地しているときであり、遊脚期とはつま先が地面を離れたときから対側の脚による次の支持期の開始までを指します。

 

支持期中に大きな水平パワーを生み出し、遊脚期中に脚を素早くリカバリーすることが重要になります。

 

したがって、どちらの局面も直線スプリントの最大スピードにとっては重要になります。

 

優れたスプリントパフォーマンスを出すには(脚部を完全伸展させることで力が地面に対してより長時間発揮されると、速度の上昇が得られる(f×t=m×v))

優れたスプリント能力

優れたスプリント能力に欠かせない要素として脚のリカバリーを上げます。

 

脚のリカバリーは、次のストライドに向けて素早く姿勢を変えることを可能にすると信じられています。

 

言い換えると、遊脚期中の脚の動作スピードを増加させると、次の接地が早く発生しうるために、水平変位率が総合的に増大するとされています。

 

この仮説は一流スプリンターを対象とするコーチの逸話的経験の蓄積によって、何年にもわたって強化されてきました。

 

しかし、ストライド頻度の増加がスプリント能力を向上させることを支持する証拠は動物モデルに限られています。

 

人間の場合、遊脚期の持続時間はスピードが変化しても一定であり、重心の垂直変位の継続時間に伴って変化することも示されています。

 

実際、四肢の姿勢を素早く変えることは、スプリントスピードを最大化させるために必要な支持期における力積の低下をもたらし、最終的には全体的パフォーマンスにマイナスの影響を及ぼします。

 

以上のことから、遊脚期の短さがスプリントタイムの短縮をもたらすという考え、あるいは遊脚期はトレーニングによって改善されるという考えを支持するエビデンスは存在しないと考えられます。

 

ストライド頻度とストライド時間(ストライド頻度はストライド時間の影響を直に受け、そしてストライド時間は遊脚時間(滞空時間)および接地時間(立脚時間)の影響を受ける)

 

引用・索引School of Kinesiology and Health Science York University Toronto Ontario


ページトップ