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デッドリフトの負荷の増加に伴い、股関節伸展モーメントはどのように変化するか?

2017.09.15 | Category: ウェイトリフティング

股関節伸展モーメントの変化

デッドリフトの股関節伸展モーメント

最近の研究において、従来のデッドリフトにおいても、負荷の増加に伴い股関節伸展モーメントが膝関節伸展モーメントより相対的に大きく増加することが示されています。

 

Swintonらは、ストレートバーを用いた標準的なデッドリフトと、従来とは異なるヘックスバーを用いたデッドリフト中の股関節、膝関節、足関節のピークモーメントを測定しました。

 

その結果、負荷が増加するにつれて、膝関節または足関節のモーメントに比べ、股関節の伸展モーメントが相対的により大きく増加することが明らかになりました。

 

研究者は、ストレートバーを持って行う伝統的なデッドリフトの股関節対膝関節の伸展モーメント比は、10%1RMでの2.8:1.0から80%1RMでの3.7:1.0に上昇したことを明らかにしました。

 

これは、股関節の優位性が33.3%増加したことを示しています。

 

筋パワーを向上させ、競技パフォーマンスを高める3つの基本トレーニング(スクワットやデッドリフトなどの伝統的な多関節ウェイトトレーニング、爆発的なプライオメトリックトレーニング、およびクリーン&ジャークなどのウェイトリフティングエクササイズになる)

股関節対膝関節

同様に、ヘックスバーを用いたデッドリフトでも、股関節対膝関節の伸展モーメントの比率が、10%1RMでの1.70:1.0から80%1RMでの1.78:1.0に増加したことを報告しています。

 

これは、股関節対膝関節の伸展モーメント比の増加は、同程度の負荷の増加に対して、ヘックスバーのデッドリフトよりも従来のデッドリフトで一層大きくなりました。

 

どちらのデッドリフトでも、スクワットとランジエクササイズ中にみられるのと全く同様に、股関節の関与の増加が認められます。

 

しかし、ヘックスバーのデッドリフトでは、股関節関与の増加は、伝統的なデッドリフトでの増加に比べはるかに小さくなりました。

 

この結果から、従来のデッドリフトでは、プレートが重くなるにつれて、股関節モーメントが膝関節に比べ相対的により大きく増加することを示しています。

 

若年アスリートにおける代替え的なパワー向上法の選択(プライオメトリックスでは大きな床反力が生じるため、プログラムへの適用は慎重に行わないと、短期的には過負荷による傷害を、長期的にはオーバーユースの問題を引き起こすおそれがあり、特に成長期のアスリートにおいてはその懸念が大きくなる)

 

引用・索引Strength and Conditioning Research Limited Loughborough Leicestershire United Kingdom


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