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跳躍高の増加に伴い、股関節伸展モーメントはどのように変化するか?

2017.09.21 | Category: トレーニング

跳躍高

跳躍高における股関節対膝関節伸展モーメント

最近の研究により、跳躍高が高くなるにつれて、膝関節伸展モーメントよりも股関節伸展モーメントが一層大きく増加することが示しています。

 

Leesらは、「低い」「高い」「最大」の3種類に分類した強度の異なるジャンプを調査しました。

 

平均の跳躍高は、低いジャンプが35cm、中間のジャンプが44cm、最大のジャンプが53cmになりました。

 

これらのジャンプ中における各関節の関節モーメントと仕事量が跳躍高が増えるにつれて著しく増加したこと、しかし、足関節と膝関節の仕事量が同程度まで増加することはなかったことを明らかにしました。

 

筋パワーを向上させ、競技パフォーマンスを高める3つの基本トレーニング(スクワットやデッドリフトなどの伝統的な多関節ウェイトトレーニング、爆発的なプライオメトリックトレーニング、およびクリーン&ジャークなどのウェイトリフティングエクササイズになる)

跳躍高における関節モーメント

関節モーメントにも同様の傾向が認められました。

 

したがって、短縮性局面での股関節対膝関節の仕事量の割合は、低いジャンプにおける0.64:1.0(明らかに膝優位のジャンプであることがわかる)から最大ジャンプでの1.67:1.0に増加したことが明らかになりました。

 

これは股関節の関与が163%増加したこと、結果的に膝関節優位から股関節優位に変化したことを示しています。

 

このことから、跳躍高が高くなるにつれて、股関節の仕事量(および伸展モーメント)が膝関節に比べ大きく増加することが示唆されています。

 

若年アスリートにおける代替え的なパワー向上法の選択(プライオメトリックスでは大きな床反力が生じるため、プログラムへの適用は慎重に行わないと、短期的には過負荷による傷害を、長期的にはオーバーユースの問題を引き起こすおそれがあり、特に成長期のアスリートにおいてはその懸念が大きくなる)

 

引用・索引Strength and Conditioning Research Limited Loughborough Leicestershire United Kingdom


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