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野球治療における野球肩・投球肩障害の治療

2013.10.19 | Category: 投球障害治療

野球肩における投球障害の治療

野球肩

投球肩障害の治療

投球肩障害とは投球を障害する病変を持っている肩の総称(症候群)になります。

 

治療としては保存療法が原則になり、安静期間を十分に設け、オーバーユースによる関節包や滑液包の炎症を取り除き悪循環を断ち切ることが必要です。
3~4日間の投球禁止と理学療法の後、段階的に投球レベルを上げ、筋力回復訓練、投球再開へと進めます。

インピンジメント症候群、腱板炎、腱板損傷

明らかな腱板断裂を除き、まずは保存療法の適応となります。

 

いずれの病態においても、症例が必要となる上肢運動に見合った可動域の獲得が第一の要件になります。

 

たとえば投手であれば、非投球側以上の外旋、水平外転角度が必要です。

 

また手術が前提にあっても、術前に可動域を確保しておくことが術後の機能回復のために重要です。

 

特に腱板損傷においては、術前の関節可動域が術後の筋力回復に影響を及ぼすことが確認されています。

 

可動域の改善が得られたら安定化メニューを追加し、調和のとれた肩関節筋力の獲得を目指します。

 

ただし、インピンジメント症候群などで肩峰下腔に炎症が存在する場合には、肩甲骨での外転動作の開始を遅らせることが必要です。

 

・肩峰下除圧術後のリハビリテーション

術後1日

多動介助的拳上、下垂位外旋、90°外転位外内旋訓練

術後2~3週

安定化メニュー第一段階、ストレッチ

術後4週

安定化メニュー第二段階、

術後2~3か月

スポーツ選手用リハビリテーション開始、スポーツ認可

 

腱板

力強く持久力のある腱板は、常に骨頭を関節窩の安定した位置に保ち、投球時に関節上腕靭帯に加わる力を減らすことができます。

 

腱板の筋力増強・強調訓練としてはPNFテクニックが有名ですが、他にもより実際の投球動作に近づけた形での訓練を行うべく様々な固有知覚(位置)に対する訓練方法が考案されています。

 

小学生や中学生低学年といった発育期のものでは、強力な筋力訓練はかえって成長期障害を起こす可能性があります。

 

基本は投球禁止(ノースロー)ですが、等尺性訓練を主とした軽い筋力トレーニングとストレッチングで経過を見ます。

 

肩の不安定性

肩の不安定性とは、「上腕骨頭を関節窩の中央に維持できないこと」と定義できます。
従って、肩前部(肩甲上腕関節)の不安定性とは、関節窩に対する上腕骨頭の過剰な前方移動(動き)と定義されます。

 

前部不安定の原因は多岐にわたり、単独または複合的に存在する数多くの因子が考えられます。
たとえば、外旋による障害、筋のアンバランス、関節の位置を維持する軟部組織(靭帯と関節包)の恒久的な伸張です。

 

肩関節複合体が前部不安定性を起こす原因の一つは、一般的なウェイトトレーニング実施中に要求される、肩にとって望ましくない姿勢にあります。

 

特に、外転外旋を行う「ハイファイブ」の姿勢は肩関節包前部に付加を与えるために、肩前部の過弛緩(過剰な動き)を引き起こし、不安定性をもたらす可能性があります。
ビハインドザネックミリタリープレス、ダンベルプレス、ある種の座位のトレーニングマシンを利用したペクトラルフライ、バックスクワット、およびビハインドザネックプルダウン、などの一般的なエクササイズはハイファイブの姿勢を取ることが要求されます。

 

胸筋のストレッチングエクササイズにも肩関節包前部に、過弛緩と前部不安定性をもたらす負荷を与えるものがあります。

引用・索引NSCA-CPT教本

 

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