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アイシング(Ice therary)の生理学的作用(血行、反射、新陳代謝、ヘモグロビン解離)

2014.01.24 | Category: アスレティックリハビリテーション

アイシング

アイシング

アイシングの種類

スポーツ医学の分野で、外傷後に行うRICE療法は応急処置として広く知られ行われています。

 

a)対流冷却法

扇風機などによる方法

 

b)蒸発冷却法

揮発液を塗布して、気化熱により熱を奪う方法として塩化エチル、非炎症性弗化メタン、弗化メタンが使用され、目的とする皮膚表面から約10~15cm離れた場所から数時間噴霧する方法が取られます。

 

これらは、皮膚表面温度は瞬時に約10℃低下させることが出来、フィールド内の軽い打撲などに用いられます。
※皮膚温最大20℃まで低下

 

c)伝導冷却法

氷、水などを直接または容器に入れ直接冷却する方法で、スポーツ現場で最も多く用いられています。

アイシングの生理学的作用

患部を冷やすと皮膚温が変化し、その変化速度は使用温度、皮膚温度、組織の熱伝導度、組織の熱吸収率(比熱)、皮膚の液体蒸発速度によって左右されます。

 

通常は皮膚温を14~20℃に冷却する方法が取られます。

 

内部までどの程度冷却できるかは、皮膚と内部の組織の熱伝導度と熱吸収率、または冷却方法と冷却時間に関係します。

 

皮膚と冷媒との温度差によって、生理学的変化が生じます。

 

a)血行

冷却するとまず血管収縮が起こり、10度以下になると浅在脈管の部分的収縮がみられ、反射作用による全体的な急速血管収縮に至ります。

 

また酸素ヘモグロビンの解離がほとんど起こらなくなり、組織の酸化活動が抑制され、この現象は冷却された動脈から帰還する静脈内の酸素飽和量を測定することで確認されています。

 

さらに、20度以下では、ゆっくりとした全体的な血管収縮が見られ、これは、冷却した静脈流の復帰により視床下部が働くためです(体熱のバランスを保つために二次的な血管拡張が必要となり、冷却に続いて温かい循環が起こる)。

 

そして、関節への血行は最初に血管収縮が起こり、関節内の温度低下が見られ、筋では直接冷却部に血行低下が見られます。

※冷却後20分でこの現象が見られます。

 

b)新陳代謝

全体的に冷却すると代謝率は落ち、温度が10度低下するごとに化学反応は半減するとされ、局所的な冷却によって筋活動は低下し、運動中の収縮、弛緩、および反応時間を変えてしまします。

 

収縮は18℃の冷却、筋温度27℃の条件下において長時間維持可能となり、筋の緊張は18℃以下になると減少し、神経伝達機能が阻害されて、運動神経単位の機能を維持するのに早く疲労を覚えるようになります。

 

赤血球に含まれるヘモグロビンは血液のO2運搬能力に関与するために40~50%低下した場合、酸素摂取量が減少し有酸素性能力が低下する

引用・索引アスレティックトレーナーtext

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Nakajima整骨院 院長 中島裕之

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