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痛みと自由神経終末・温冷覚の病態生理

2014.03.17 | Category: アスレティックリハビリテーション

痛みの病態生理

痛みの受容器

痛みの性質とその特徴

痛み(pain)は生体に対する侵害刺激を警告する役割を果たしており、痛覚受容器を侵害受容器と呼びます。

 

痛みの痛覚は鋭く、局在性のかなり明確なものと、鈍く、局在性のあまり明確でないものの2種類におおよそ分けることができます。

 

前者を鋭痛、第一痛といい、後者を鈍痛、第二痛といい、内部痛や筋・関節の痛みは後者のほうで、深部痛(Deep pain)とも言います。

 

ちなみに痛覚の知覚神経線維には有髄線維のAδ線維、無髄線維のC線維が関係しています。

 

皮膚の痛み(表在痛)の受容

皮膚には、痛点と呼ばれる感覚点が多数存在しています。

 

これは、数本の神経線維が集まり網目状になったもので、その神経終末は、自由神経終末(free never ending)と言われ、鋭覚と鈍痛という2つの異なる痛みを感じるのは、この自由神経終末をつくる神経線維の性質の違いによります。

 

痛点は真皮と表皮の境界部にとくに密に存在し、全身総数で200~400万と言われ、手背には1m㎡に1.3個存在しています。

 

痛みの受容器としては自由神経終末がメインになりますが、生理的範囲を超えても他の皮膚感覚点、とくに温・冷覚点が刺激されても、痛みを誘発する(例えば、皮膚に45度以上の温度刺激が与えられると痛みが生じ、皮膚に加えられると痛みが生じる場合、皮膚に加えられる生理的限界が45度を示す)こともあります。

 

※痛みは干渉性が強く身体の2箇所に痛みがある場合、強いほうが弱いほうを軽減することは良く知られています。また、痛みに対する注意の集中や心構え、また、暗示などで痛みそのものの強さも変化します。

引用・索引 理学療法概論

 

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