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筋の持続性収縮と虚血性収縮の生理学的メカニズム

2014.03.18 | Category: アスレティックリハビリテーション

筋肉の持続収縮と虚血性収縮のメカニズム

筋持続収縮

筋の痛みと筋スパズム

筋が持続的に収縮を強いられると、その結果として、その結果として筋スパズム(muscle spasm)を限局して起こしやすく、このスパズムは痛みを増悪させ、その結果スパズムが強くなるという具合に、痛み-筋スパズムの悪循環(スパズムループ)を作るようになります。

 

筋スパズムは筋の伸展性の減少や関節可動域制限をきたすこととなり、浮腫や炎症状態など、新陳代謝の異常とからみあい移行し、線維化反応、機能障害へと変化していきます。

 

二次的に、身体外傷を始めとして、多くの因子が疼痛反応を生じ、筋スパズムとの間に頑固な連結を作ります。

 

発痛物質

Lewisは前腕血流を阻止し、虚血状態のもとで筋収縮を繰り返させた場合、筋虚血が筋の痛みを引き起こす重要な因子であることを示しました。

 

痛みを生じるのは、筋収縮の結果蓄積させれる代謝産物あるいは化学物質であると結論づけ、この発痛物質を因子P(factor P)と言います。

 

発痛物質として現在知られているのはコリン系作用物質のほか、アミン、アルカロイド、酸、アルカリ、K+、ヒスタミンなどがあります。

 

※血流停止という物理的現象と、筋収縮に伴う化学変化が発痛物質の遊出や産生を高め、一方ではこの物質を破壊する酵素の活動低下や血流を介する除去が十分行われなくなり、局所的なアシドーシスによって痛覚受容器の興奮性が高まることも指摘されています。

引用・索引 理学療法概論

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