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有酸素性トレーニングの運動強度とは(物理学的観点と生理学的観点)

2014.03.27 | Category: トレーニング

運動強度の分類

運動強度

運動の強度を表す変量としてさまざまなものがありますが、物理学的に定義されるものを「物理的強度」生理学的観点から定義されるものを生理的強度と呼び、客観的な基準にとらわれず運動者実践者の主観に委ねる評定を「主観的強度と言います。

 

物理的強度

運動の強度をエネルギー論的な観点からとらえる時に、もっとも適当な変量は「仕事率(WR)」になります。

 

これは「パワー」とも呼ばれますが単位表記方式として代表的なのは「W(ワット)」になります。

 

※自転車エルゴメーターの表記法として「kpw/分」がありますが、量単位の相関関係は下記のようなものになります。

 

1W=6kpm/分

 

ウォーキングやランニングなど移動運動の強度を表す為には「仕事率」より「速度(V)」の方がわかりやすく、その際は「m/分(分速)」が標準的で、場合によっては「km/時(時速)」が用いられることもあります。

 

1m/s=60m/分

1m/s=3.6km/時

 

生理的強度

生理的強度の代表的変量は「酸素摂取量(VO2)」で、これは身体内に取り込まれ(消費)た酸素の量を意味し、単位表記法として単位時間あたりの酸素摂取量を表す「ℓ/分」と体重1kgあたりに換算した値「mℓ/分/kg」さらに安静時の酸素摂取量を表す「METS」の3種類があります。

 

METSに関しては個々の安静時代謝から割り出して評価することはまれで実際には「体重あたりVO2」として用いられることが多く、その関係は下記の通りになります。

 

1METS=3.5mℓ/分/kg

 

VO2は身体内でのエネルギー代謝の結果であるから、一定時間内に摂取された酸素の総量は、その間に要したエネルギー消費量を反映します。

 

運動中に発生した乳酸は、血液に放出され処理され、したがって血中乳酸濃度は、乳酸系代謝が起こっているかの目安となります。

 

比例的な関係とはいえないものの血中乳酸濃度も運動強度の目安にもなり、運動強度が低ければ乳酸が産生されませんが、あるレベルを超えると血中乳酸濃度は急激に増大します(乳酸閾値)。

 

主観的強度

運動を行うと動悸(脈)が高まり、息(呼吸)が荒くなり、このような変化は、心拍数あるいは換気量の変化として生理学的に数量化できますが、運動実施者本人が自覚できる指標が必要となります。

 

本人の自覚を直接的に数量化する指標が「主観的運動強度(RPE)」になります。

 

代表的な指標としてボルグの15段階スケール、カテゴリー比に基づくCR-10スケールがあります。

引用・索引 運動療法ガイド

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