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発育期の柔軟性低下と競技能力・スポーツ障害の相関関係

2014.04.03 | Category: トレーナー

発育期の柔軟性

サッカーアスレティックリハビリテーション

競技能力と柔軟性

 

多くの競技種目において、柔軟性は競技力向上に不可欠な要素として考えられています。

 

各競技特有の動作を行う上で、局所の関節の可動域が大きいことが有利であることも指摘されており、水泳選手(自由形〉の場合、肩関節の可動域が大きい方がストロークを行う上で有利であり、野球選手においても肩関節の外旋域が大きい方が速い球を投げるのに有利であり、また、サッカーやアメフト、ラグビーのようにボールをキックするような競技では、股関節可動域が広く、大きなスウィング動作が可能な方が力強く遠くにボールをキックすることができます。

 

※関節の弛緩性が高く、関節可動域が大きい場合には、障害発生との関わりにおいてマイナスになることもありますが、競技力との関連では、多くの場合m可動域が大きいことが競技能力にプラスに働く場合が多いと言えます。

発育期の柔軟性とスポーツ障害

 

発育期の柔軟性低下はスポーツ障害発生要因として非常に重要になります。

 

発育期において特徴的なスポーツ障害といえば、膝関節の成長痛とも言われるオスグッド・シュラッター病になります。

 

オスグッド・シュラッター病とは膝前面の脛骨の骨突出部(脛骨粗面)の痛みが特徴で、10~14歳の子供に見られる発育期の障害になります(脛骨粗面は膝蓋靭帯が付着する部位で、大腿四頭筋の強力な牽引力が作用します)。

 

この時期の脛骨粗面部は成長軟骨の存在により構造的にも弱い状態であることや、活発なスポーツ活動による負担が重なり脛骨粗面部にかかる牽引力により軟骨やまわりの組織に炎症を起こしたり、骨隆起や粗面の剥離を生じることもあります。

 

※1.10~14歳の発育期には著しい骨の成長が大腿四頭筋の成長よりも先行し大腿四頭筋が一時的に過緊張状態になり柔軟性も低下しやすいと言われています(over growth syndrome)。

 

※2.発育期の子供の経年的な身長の伸びが著しい時にオスグッド・シュラッター病も発症していると報告もあり、このことから予防の観点でも子供の発育状況(身長、体重)と大腿四頭筋の柔軟性を定期的にチェックすることが大切です。

引用・索引ストレングス&コンディショニングⅠ理論編

 

 

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