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心臓血管系トレーニングの循環器系への生理学的作用(心拍出量の増加や心拍数の減少による心臓機能の獲得、ミトコンドリアの増加、筋グリコーゲンの増加)

2014.04.04 | Category: トレーナー

心臓血管系トレーニングの生理学的作用

心臓血管系トレーニング

心臓

運動の継続により、心臓は機能的にも構造的にも変化し、心肥大が生じ、これをスポーツ心臓と呼びます。

 

心肥大により、運動選手やトレーニング経験者では、心拍出量が多くなります。(1回拍出量が多いために起こる)

 

※持久的なトレーニングでは左心室腔の容積が増大し1回拍出量が増大し、高強度のレジスタンストレーニングでは左心室壁が肥大し、筋の厚さが増します。

 

※心臓弁膜症や高血圧症などの病気の場合でも心肥大が起こります。これは機能的欠陥を代償するもので、1回拍出量が少なく、ポンプ機能が正常より劣るものになり、病的心肥大と呼ばれ、スポーツ心臓での肥大とは成因も機能も全く異なります。

 

糖尿病を有するアスリートに対する栄養指針(有酸素性トレーニングに先立ちレジスタンストレーニングを実施することで、運動による血糖低下を抑制、運動誘発性の低血糖症状はほとんど引き起こされない)

心拍数

a)安静時心拍数(Rest HR)

仮にRest HRが80拍/分の非トレーニング者に適度な持久性トレーニングを行わせると、特に最初の1~2週間において毎週1拍/分のRest HRが低下していきます。

理論上、10週間のトレーニングでRest HRは80→70拍/分へと変化します。

 

※Wilmoreは20週の高強度持久性トレーニングにより、Rest HRが65.0→62.4拍/分へと変化したと報告しており、一流長距離選手ではRestHRレベルは、40拍/分以下にもなると言われています。

 

b)最大下心拍数

6ヶ月の適度な持久性トレーニングにより、最大化心拍数が20~40拍/分低下することが報告されています。

 

c)レジスタンストレーニングと心拍数

安静時心拍数および、最大化心拍数の低下が起こります。

 

※心臓、特に心筋のサイズと収縮力の増加が関与すると言われています。

 

毛細血管と循環機能

有酸素性トレーニングを継続的に行うと筋の血流量が増加します。

 

※筋の血流量が増加するには筋肉内の毛細血管が発達する必要があり、有酸素性運動にはその効果があると言われています。

 

持久的なレジスタンストレーニングによっても、毛細血管の数が増加し、筋線維に対する毛細血管の割合が増加するなどの一連の運動効果が見られます。

 

※長時間の有酸素性トレーニングでは循環機能が優れているほうが有利であり、マラソンなどの長時間の運動では呼吸循環器系の優劣が大きな要因となってきます。

 

循環機能のトレーニング効果は、心拍出量の増加や心拍数の減少による心臓機能の獲得、ミトコンドリアの増加、筋グリコーゲンの増加などがあります。

 

有酸素性トレーニングが動脈硬化に有効な一つの要因(血管収縮物質:エンドリセン)

 

健康の生理学的指標にサーキットトレーニングがもたらす効果(週3日50~60%1RM強度で10週間行う事でHDL値上昇、グルコース処理能力も改善する)

 

脂質低下薬と副作用(服用量が増すとLDL-Cが減って、心臓血管系リスクが効果的に低下する一方、高用量になるほどスタチン誘発性ミオパシーのリスクが高まる)

引用・索引ストレングス&コンディショニングⅠ理論編

 

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