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生理学的観点からの筋線維の配列の違いと筋収縮速度

2014.04.29 | Category: トレーナー

筋の形の違い

筋の形状には、筋線維の走行や筋頭の違いから次のような種類があります。

 

紡錘状筋

筋線維の走行方向が筋の長軸上に(腱と平行)沿っており、中央部(筋腹)が太く、両端が細い紡錘状になります。

例:上腕筋など

 

半羽状筋

筋の片側にのみ腱があるもので、筋線維はお互いに平行に走行しているが、文字通り鳥の羽のように、腱に対してある角度(羽状角)をもって筋線維が接しています。

例:後頸骨筋、半膜様筋など

 

羽状筋

筋の中心に腱があり、腱の両側に筋線維が付着し、その走行方向が腱とは異なる羽状角を持ちます。

例:大腿直筋、腓腹筋など

 

多頭筋

筋には一つ、またはそれ以上の筋頭があり、二つの場合は二頭筋、三つの場合は三頭筋、四つの場合には四頭筋と呼ばれ、複数の腱(筋頭)から始まった筋が交わり一つの筋腹を構成します。

 

※上腕二頭筋は長頭と短頭、上腕三頭筋は外側頭、内側頭、長頭、大腿四頭筋は大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋からなります。

この他に二腹筋、輪状、リボン状、板状、膜状、鋸状など様々な形状があります。

筋線維の配列:羽状筋と紡錘状筋

紡錘状筋は筋線維が筋の長軸上に平行して配列しています。

羽状筋は筋線維が斜めに配列されており、そのため筋線維長が紡錘状筋よりも短くなります。

 

※同じ筋量ならば紡錘状筋よりも数多くの筋線維を配列することが出来、同じ体積ならば紡錘状筋よりも羽状筋の方がより生理学的横断面積が大きく、大きな力を発揮できます。

 

一方、長い筋線維長を持つ紡錘状筋は、直列に配置したサルコメアを数多く有することになり、筋線維が短縮する際に、各サルコメアの変化の総和が筋全体の短縮距離となります。

 

※筋線維長が長い方が、距離の変化がより大きく、また短縮の速度も速くなります。

引用・索引 ストレングス&コンディショニングⅠ理論編

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