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競技における動作のスピードと筋力を決める要因(筋力と加速度)

2014.06.18 | Category: トレーニング

スピードを決める要因

スピードの決定因子

スピードとパワー

多くのスポーツでは、まず動作のスピードが筋力より重要になることが多く、例えば、野球のピッチングではボールをリリースする瞬間の指先のスピード、バッターではボールをとらえる瞬間のバットスピード、ジャンプ系競技では離地の瞬間の重心移動のスピード、球速、球の飛距離、ジャンプ高などを規定する第一の要因になります。

※これらは「物理法則」基づきます。

 

結論からすると動作のスピードは①筋力、②筋力発揮の仕方、③筋のスピード、④神経の協調性、⑤筋と骨の長さの五つの要因で決まります。

※このうち①~④まではトレーニングにより改善可能になります。

 

パワーを高める効率的な方法(スピード要素を加味し神経系機能向上を目的とした筋力トレーニングをする必要がある)

筋力と加速度

 

全てがの動作は「速度ゼロ」から始まりますので、高いスピードを達成するためには、大きな加速度が必要です。

 

※物理法則から「力=質量×加速度」ですので「加速度=力/質量」となります。

 

したがって、腕とボール、腕とバット、全身などの質量に対して、どれだけ大きな筋力を発揮できるかが、先に挙げた動作での加速度を決めるということになります。

 

※ジャンプ動作では「地面反力/体重」が大きいほど跳躍高が高くなります。

 

スピード向上におけるストライド長とストライド頻度(速いスプリンターは、短い接地時間で鉛直方向の大きな床反力を生み出している)

 

加速のタイプ

単に測定上の最大筋力が増えることが即スピードにつながるわけではなく、筋力発揮の仕方が非常に重要になります。

 

※力の上限が低くとも、なるべく長いストロークで加速を続けられれば、最終的な速度は高くなり、これを「弓型の加速」といい、ピッチャーの「球離れが遅いほうが良い」ということにつながります。

 

一方、短い時間の間に爆発的な筋力を発揮して加速度を生む方法がありこれを「ピストル型の加速」といい、これには筋力が高いだけでなく、瞬時に大筋力を発揮する「バリスティックな筋力発揮」能力が必要になります。

 

※上記の2つとも重要なことは「筋力」が基盤となっていることになります。

 

加速を維持する能力と力-速度関係

上記の2つのタイプの加速のうち、どちらが重要かは、スポーツのタイプや選手の個性に応じて異なりますが、いずれの場合にも動作の終盤には「すでに速い速度で動いている状態でさらに加速のために筋力を上乗せする」必要が生じます。

 

※筋には一般に、その収縮速度が増大するほど力が低下するという特性があり、この関係を「力-速度関係」と呼び、究極の筋のスピードは「力=ゼロ」になったときの速度で決まり、これを最大「無負荷」短縮速度(Vmax)と呼びます。

 

※ひとたび最大短縮速度に等しい速度になってしまうともはや筋はさらに加速するための筋力を発揮できません。

 

スピード筋力とは「運動動作中に筋によって生み出される爆発力」のことになり、ストライド長を増加させたい場合、下半身の発揮パワーと爆発力を増加させる必要がある

引用・索引 究極のトレーニング 石井直方

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