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食事の炭水化物(糖質)が肝臓と筋肉のグリコーゲンに合成される生理学的メカニズム

2014.07.02 | Category: トレーナー

炭水化物(糖質)

 

食事で摂取する主たる炭水化物のデンプン(グルコースが数百から数千結合した多糖類)は、小腸でアミラーゼによってマルトース(グルコースが2つ結合した二糖類)に分解され、さらに、マルターゼによってグルコースにまで消化されます。

 

そのグルコースの一部は、まずは小腸によってグリコーゲン合成に使われます。

 

※小腸もグリコーゲンを貯蔵して消化・吸収に必要なエネルギーを賄います。

 

残ったグルコースは小腸で血中に吸収され、腸管膜中の血管を通って門脈にまとめられ肝臓に向かいます。

 

※腸管膜には脂肪組織があり、吸収されたグルコースを積極的に取り込んで脂肪合成に利用します。

 

したがって、肝臓には小腸で取り残され、さらに腸間膜脂肪組織で取り残されたグルコースが届くことになります。

 

肝臓

 

肝臓に届いたグルコースは、グリコーゲン合成酵素の働きによって結合されていき、デキストリン(グルコースが数個から数十個結合した少糖類)を経由しながらグリコーゲン(グルコースが数千個結合した多糖類)に合成されています。

 

※グリコーゲンはごはんや餅、パン、パスタ、麺類、ポテト、とうもろこしなどに含まれているデンプンで、アミロペクチンという枝分かれをしたものと同じような造りをもち、枝分かれがやや激しい特徴を持ちます。

 

肝臓も小腸や腸間膜脂肪組織と同じく、グリコーゲンを積極的に合成します。

 

※もし、食事前にグリコーゲンがあまり貯蔵されていない場合には、肝臓は、門脈経由で届いたグルコースのほとんどをグリコーゲン合成のために使ってしまいます。

 

肝臓の機能

 

肝臓ではグルコースは脂肪の合成、アミノ酸の合成、コレステロールの合成など様々に利用されていきますが、残ったグルコースは脂肪の合成、アミノ酸の合成、コレステロールの合成など様々に利用されていきますが、残ったグルコースは心臓経由で筋肉などの末梢組織へと送られていきます。

 

したがって、筋肉がグルコースからグリコーゲンを合成するには、食事で摂取した炭水化物のグルコースが、小腸→腸間膜→肝臓→心臓と通る過程で、それぞれの組織で取り込まれた上で、それでも十分量が筋肉まで届かなければなりません。

 

※上記の条件を確実にするには、食事で炭水化物を十分に摂取することが第一に重要になり、そしてもう一つ、基本色の後の間食に炭水化物食品を摂ることが非常に重要です。

引用・索引 実践的スポーツ栄養学

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