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人の体温とタンパク質(酵素、HSP)の生理学的観点

2014.07.11 | Category: トレーナー

人の体温

 

まず、なぜ人間の体温が、20℃や50℃ではなく約37℃なのかを考えて見た場合、身体の機能をつかさどる主役は、酵素などのタンパク質になります。

 

※筋が収縮する場合、神経が活動をする場合、エネルギーを作ったり、エネルギーを使って身体を作ったりする場合(代謝)もそうです。

 

こうしたタンパク質の働きは温度に強く依存します。

 

※例えば、さまざまな酵素の活性は、温度が10℃上昇すると平均で約2.5倍も高くなり(これをQ10=2.5といいます)、筋の収縮速度や、代謝速度についても同様です。

 

熱ショックタンパク質

 

ところが、温度が41℃~42℃を超えると、多くのタンパク質は変性し、細胞も壊死してしまいます。

 

※37℃前後というのはタンパク質が変性せずに最も活発に働くことのできる温度ということになります。

 

タンパク質が変性する危険な温度域に近づくと細胞は、「熱ショックタンパク質(HSP)」というタンパク質を作ります。

 

※熱ショックタンパク質はさまざまなタンパク質を包み込むようにして、熱による変性から細胞を守ります。

引用・索引 究極のトレーニング 石井直方

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