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高地トレーニングによる持久力アップに赤血球増量に伴う乳酸トランスポーター増量が貢献している

2014.07.24 | Category: トレーニング

持久系トレーニングの効果

 

マラソン選手や水泳の中・長距離選手、自転車競技選手など持久系勝負の種目の選手は、高地トレーニングを実施することが非常に多いです。

 

その効果として、低酸素条件がもたらす赤血球増量作用によるとされ、また、造血作用ホルモン(エリスロポエチンやダーベポエチン)のドーピングが持久力増強に有効なのも、赤血球数の増加によります。

 

赤血球と乳酸トランスポーター

 

赤血球がトレーニングに反応して乳酸トランスポーター増量し、持久力アップをもたらすことに違いはなく、いちばん考えられることは、運動で生成された乳酸が筋肉から血中にどんどん放出されてくるのを、赤血球が取り込んで血液の酸性化を防止し、体内環境を正常に保つことです。

 

※トレーニングで乳酸トランスポーターを増量した3ヶ月目のラットの赤血球と、トレーニングしなかった対照のラットの赤血球を、緩衝液の入っている別々のフラスコに入れ、そこに乳酸を一定量滴下して酸性化した緩衝液がどれくらい速く元のphに戻るかを比較したところ、トレーニングしたラットの赤血球は緩衝液のphを速やかに回復させたと結果がでました。

 

上記のことを踏まえるとトレーニングによる持久力アップには運動中に筋肉から放出させてくる乳酸を赤血球が取り込んで、血液の酸性化を防止することが関係していると言えます。

 

高地トレーニングによる赤血球数の増量で一つ一つの赤血球の乳酸トランスポーター量が増量していることによる相加効果もあると考えられます。

引用・索引 実践的スポーツ栄養学

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