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筋持久力にも素質がある(アンギオテンシン変換酵素の遺伝子型によるもの)

2014.08.09 | Category: トレーニング

アンギオテンシンⅡ

 

激しいトレーニングをすると発汗が起こり、同時に、筋に血漿が移動し(パンプアップ)、循環血漿量が減少します。

 

身体はこれを「体液が減少した」とみなし、アンギオテンシンⅡを生産します。

 

※アンギオテンシンⅡは①血管を強く収縮させ、血液の循環を制限する②尿の排出を抑制する③中枢にはたらき、喉の渇きを感じさせるなどの作用があります。

 

これは、生体にとっては、水分不足時に体液を保持するために正当な反応なのですが、運動時には筋への循環をも制限してしまうとも考えられます。

 

遺伝子型による違い

 

Montgomeryらは酸素マスクを使わずにエベレストに登頂した経験を持つ一流登山家25名についてアンギオテンシン変換酵素の遺伝子型を調べ、23名がⅠ型(低活性型)の遺伝子を持つことを見出しました。

 

さらに、一般人を対象に、筋持久力のトレーニングの効果(バーベルカールを極限回数行う)を調べ、I/I型の人では、D/D型の人に比べ10倍以上もトレーニング効果(最大反復回数の向上の程度)が高かったと報告しています。

 

※遺伝子は、母方、父方から譲り受けた一対の組からなっており、アンギオテンシン変換酵素遺伝子には、余分な遺伝暗号が挿入された「I型」と、挿入されていない「D型」の2つの型がありますので、「I/I」「I/D」「D/D」の3種類」の遺伝子型があることになります。

引用・索引 究極のトレーニング 石井直方

 

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