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脂肪動員を活性化(交感神経系物質、etc)したり抑制(インスリン、グルコースetc)したりする条件

2014.08.14 | Category: トレーニング

脂肪細胞

脂肪組織の貯蔵脂肪を分解するホルモン感受性リパーゼは、アドレナリンやノルアドレナリン、副腎皮質ホルモン(ACTH)そして、成長ホルモンなど運動中に分泌が促されるホルモンや、交感神経系を刺激するカフェインなどによって活性化されます。

 

アスリートの回復のための栄養とは(糖質摂取の種類により血中乳酸濃度、グリコーゲン再合成、筋損傷の回復に影響する)

サイクリックAMP

まず、脂肪細胞の細胞膜にホルモンが結合すると、細胞膜にあるアデニル酸シクラーゼという酵素が活性化されます。

 

※この酵素はアデノシン三リン酸(ATP)をサイクリックAMPに変えます。

 

サイクリックAMPが細胞内に増量すると、ホルモン感受性リパーゼが活性化されて、脂肪がグリセロールと脂肪酸に分解されます。

 

カフェイン

もう一つ、サイクリックAMPを増量する方法があり、それは、サイクリックAMPの分解を阻止し、細胞中のサイクリックAMPを減らさないようにする方法です。

 

カフェインにはその作用があり、したがって、カフェインはサイクリックAMPの合成を刺激する一方で分解も抑制するので、貯蔵脂肪の分解作用の強い食品成分です。

 

カフェインと筋量増加(エピネフリン(アドレナリンの別名)の分泌がうながされ、筋肉の収縮が強まる)

 

インスリン

貯蔵脂肪の動員を抑える条件もあり、インスリンというホルモンは、サイクリックAMPの合成を抑制して脂肪分解を抑えます。

 

※インスリンは、炭水化物(デンプン、デキストリン、砂糖、麦芽糖、グルコースなど)を摂取すると膵臓からの分泌が高まります。

 

炭水化物を摂取すると脂肪の脂肪の動員が止まり、筋肉での脂肪分解も低下してしまいます。

 

α-グリセロリン酸

さらに、グルコースが脂肪細胞に入ってくるとα-グリセロリン酸が作られてきます。

 

α-グリセロリン酸は脂肪酸を、もう一度脂肪に戻してしまい、その結果、脂肪細胞から血中に脂肪酸が放出されなくなるため、血中脂肪酸量が減少して、脂肪酸は筋肉に届かなくなります。

引用・索引 実践的スポーツ栄養学

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