MENU TEL

ホーム > Blog > トレーニング > 有酸素性競技において血中脂肪酸量は空腹で上昇し食後に急低下する(ただ一つ、脂肪動員を阻害しない糖分としてフルクトース・果糖)

ブログ記事

有酸素性競技において血中脂肪酸量は空腹で上昇し食後に急低下する(ただ一つ、脂肪動員を阻害しない糖分としてフルクトース・果糖)

2014.08.13 | Category: トレーニング

血中脂肪酸量

 

血中脂肪酸量が高ければ高いほど、筋肉内に取り込まれる脂肪酸量は多くなります。

 

血中脂肪酸量の日内変動リズムを見ると、食後に著しく低下し、絶食が進むに連れて上昇していきます。

 

※食事によりグルコースが入ることで、インスリンも分泌され、サイクリックAMP合成が阻害されるため。

 

テオフィリン・テオブロミン

 

紅茶やコーヒーにはカフェインが含まれ、また紅茶にはテオフィリン、テオブロミンのような交感神経系刺激を介してアデニル酸シクラーゼを活性化する物質やホスホジェステラーゼ阻害物質が含まれており、サイクリックAMPを増量する作用があります。

 

交感神経系刺激物質とグルコース

 

ホルモン感受性リパーゼが活性化されて、脂肪分解が進み、脂肪酸がどんどん細胞内に増量しているのに、砂糖やお菓子の消化、吸収によって血中のグルコースが上昇し脂肪組織に入ってくると、α-グリセロン酸が合成されて脂肪酸を結合し、脂肪に戻してしまいます。

 

※結局、カフェイン、テオフィリンなどの脂肪動員を活性化するパワーよりも、糖分の阻害作用のパワーが上回り、血中脂肪酸放出はストップし、脂肪酸は減少していきます。

 

マラソンなどの有酸素性競技において

 

脂肪をエネルギーに使ったほうがスタミナに良いと思われるトレーニングや競技の場合には、開始前や途中での炭水化物摂取を控えなければなりません。

 

ただ一つ、脂肪動員を阻害しない糖分としてフルクトース(果糖)があり、これは、スポーツ前に摂取しても、途中で摂取しても果糖の場合には脂肪動員の阻害はほとんど見られません。

 

※果糖のこのような性質を活かして開発されたスポーツドリンクがエネルゲン(大塚製薬)で、これは、スポーツ前でも途中でも飲むタイミングを選ばず、スポーツ中に脂肪のエネルギー代謝を抑えることのないドリンクです。

引用・索引 実践的スポーツ栄養学

ページトップ