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ファットローディングの食べ方・マラソン1周間のグリコーゲンファットローディング効果を持つ

2014.08.16 | Category: トレーナー

ファットローディング

 

筋肉の細胞質に脂肪を貯蔵する食べ方(ファットローディング)はどうあるべきかという問題に対して明確な解答はまだ出ていませんが、理論的には①筋肉内での脂肪合成を活性化する②筋肉細胞膜の酵素リポ蛋白リパーゼを活性化して、血中脂肪を脂肪酸に分解しながら筋肉内に取り込み、α-グリセロリン酸に結合させて脂肪にする③血中脂肪酸量を増大させて、それを筋肉細胞に取り込ませて脂肪に合成して貯蔵する、など主として3つの方法が考えられています。

 

筋肉細胞膜の酵素リポ蛋白リパーゼを活性化

 

脂肪合成促進法は、高炭水化物食や糖分を摂取して血中グルコースとインスリンを高める方法になりますが、これは脂肪組織の脂肪合成と蓄積を促進することを伴うので、体脂肪も増やしてしまいます。

 

※スポーツ選手には好ましくない方法です。

 

血中脂肪をα-グリセロリン酸に結合させ脂肪にする

 

リポ蛋白リパーゼ活性化法ですが、これも脂肪組織のリポ蛋白リパーゼを活性化せずに、筋肉のリポ蛋白リパーゼを活性化しなければならないという難しい条件を持ちます。

 

※インスリンの分泌を高めるような条件では、リポ蛋白リパーゼは脂肪組織で活性化され、筋肉では逆に活性化低下につながります。

 

リポ蛋白リパーゼを筋肉で活性化して脂肪組織では抑制するには、交感神経系を刺激する作用を持つ成分を摂取する必要があり、カフェインやテオフィリンなどは、その目的に合った物質になります。

 

血中脂肪酸量を増大させ、筋肉細胞に取り込ませて脂肪に合成して貯蔵

 

血中脂肪酸上昇法ですが、上記のカフェインやテオフィリンが脂肪組織の脂肪動員を促すので有効になります。

 

※絶食や高脂肪食、低炭水化物食も血中脂肪酸を上昇させます。

 

動物実験では、薬剤のヘパリンを静脈に注入して、全身のリポ蛋白リパーゼを組織から血中に遊離させて、血中脂肪を徹底的に脂肪酸に分解させる方法が使えます。

 

スポーツ選手へのファットローディング

 

基本的には高脂肪食を摂ること、血中脂肪酸量を高めること、そして、筋肉への脂肪と脂肪酸の取り込みを促すことが必要です。

 

従来、マラソン選手がレース前1週間を、初め3日間の超低炭水化物・高脂肪食期に、筋肉中に脂肪が蓄積され、その後の高炭水化物食期にグリコーゲンが蓄積されて、結果的に脂肪とグリコーゲンの両方が貯蔵されて、レース中のスタミナ発揮に貢献しているとされています。

引用・索引 実践的スポーツ栄養学

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