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筋肉タンパク質代謝の栄養調節は、運動終了直後から極めて短時間内に進行している(インスリン分泌刺激作用の無い甘味剤は効果なし)

2014.08.21 | Category: トレーニング

インスリン分泌刺激作用の無い甘味剤は効果なし

インスリンと甘味料

ラットにレジスタンストレーニング(スクワット運動)を負荷させ、運動直後にa)アミノ酸混合物をインスリン分泌刺激性のグルコースと組み合わせたもの、または、b)インスリン分泌刺激性のない人工甘味料エリスリトールと組み合わせたもの、そしてc)アミノ酸混合物のみを投与しました。

 

8時間後において、大腿部筋肉内のタンパク質含量はアミノ酸+グルコース投与で大きくなりました。

 

a)アミノ酸混合物をインスリン分泌刺激性のグルコースと組み合わせたもの

125mg→170mg

 

b)インスリン分泌刺激性のない人工甘味料エリスリトールと組み合わせたもの

120mg→140mg

 

c)アミノ酸混合物のみ

120mg→150mg

 

そして、筋肉タンパク質の分解を示す指標である尿中3-メチルヒスチジン排出量はアミノ酸+グルコース投与で小さくなりました。

 

タンパク質合成:栄養と摂取(運動後に摂取する糖質に十分なタンパク質(特に必須アミノ酸)を摂取する必要があり、さらに糖質-タンパク質の組み合わせは、血漿インスリン濃度を高め、筋タンパク質の分解を抑制する)

筋肉内でのタンパク質代謝

スクワット運動直後から3時間にわたる血中のグルコースとインスリンの反応を調べたところ、アミノ酸+グルコース投与では強い上昇反応が認められますが、アミノ酸+エリスリトールやアミノ酸のみの投与では、微弱な反応しか認められません。

 

タンパク質代謝を調整するインスリンに注目すると、アミノ酸+グルコースを投与した場合のみ、投与30分後にピークとなる60~90分間のインスリン上昇反応が認められます。

 

※筋肉タンパク質代謝の栄養調節は、運動終了直後から60分間ぐらいの極めて短時間内に、効果的に進行していると考えます。

 

筋肉での糖質の合成(血糖値が通常レベル以下だと取り込まれない為、インスリンが膵臓から血液中に出ることで筋肉はグルコースを取り込める)

引用・索引 実践的スポーツ栄養学

 

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