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筋力/加速度トレーニングの概念(ニュートン第二法則:加えた力が物体を加速させる為、力(F)は質量(m)×加速度(a)に等しい)

2015.05.02 | Category: トレーニング

加速度/筋力トレーニング

加速度/筋力トレーニング

パワーリフティング競技のトレーニング様式

パワーリフティング競技でよくみられるトレーニング様式は「加速度/筋力トレーニング」と呼ばれます。

 

このトレーニング様式の要点は、力(F)は質量(m)×加速度(a)に等しいという法則を理解することが重要になります。

 

挙上中の質量は一定であるために、力は常に一定であるため、力は加速度に比例します。

 

※このトレーニング様式は、等式 F=maで表され、選手がリフティングの速度を上げれば、比例して筋力が増大するということになります。

 

スクワットとデッドリフトの運動力学と筋力を産生する要因の違い(筋の動員と選択、筋長-張力関係、引く動作の筋の角度)

筋力/加速度トレーニングの概念

加速度(Acceleration)と速度(Speed)という用語を相互に入れ替えて用いることも多く、特定の例でいえば、ニュートンの第二法則はより一般的なF=maではなく、a=F/mと表すことができます。

 

これは等式を変換しただけであり、実質的には何も変化しません。

 

しかし、a=F/mと表すことにより、加えた力が物体を加速させるということがより理解しやすくなります。

 

このトレーニングの妥当性を確認する前に、重要な2点を明確にしておく必要があります。

 

  1. 第一に、力の大きさは垂直方向におけるバーベルの速度の産物(結果)ではなく、反対に、運動反応(加速度)は加えた力(原因)の結果である。
  2. 第二に、挙上スピード(速度)と発揮筋力の間には、実際に逆相関の関係が存在する。

 

これらの要点から想定されることは、最大または最大下の負荷を挙上している際、選手は最大努力を発揮しているということになります。

 

例えば、レジスタンエクササイズの動作を行う際には比較的速い速度で最大下の負荷を挙上するアスリートは、同じ人が同じ最大下の負荷を遅い速度で挙上する場合に比べて大きな力を発揮しているということです。

 

筋力を最大化するためのパワートレーニング(最大筋力を発揮する能力とパワーを発揮する能力とは、互いに異なる能力であることを考慮する)

 

力の大きさが大きければ大きい程、加速度も大きい

アスリートが中程度の負荷からさらに重い負荷にリフティングを漸進させるに従って、運動速度は低下します。

 

力-速度関係に従うと、この状況下では、高負荷を挙上する際には、より軽い負荷をより速い速度で挙上する場合に比べ大きな筋力を発揮できます。

 

人間の運動の根本を説明する正しい解釈は、「結果として生じる加速度は、加えた力の大きさに直接比例し、従って、力の大きさが大きければ大きいほど加速度も大きい」ということになります。

 

この運動の基本的な物理的法則は、筋力発揮を最大化するために、予め設定した時間枠の中で徐々に強度を増加させる期分けモデルを使って作成されたトレーニングプログラムが一層適切になるために重要になります。

 

筋力と筋肥大・筋持久力を向上させる目的別のサイズの原理(運動神経と運動単位)

 

前十字靭帯損傷とレジスタンストレーニング(ACLの歪み{膝関節の外反と股関節の内転を減少}を減少させるハムストリングの共収縮{膝関節の屈曲角を増大させる}が果たす役割を考えると、筋力増大は重要な要素になる)

 

筋力を最大化するためのトレーニング(神経筋系は、断面積、筋原線維の数、筋量、運動単位の動員を増大させ、運動能力を改善同期性を高めることにより適応する)

 

競技における加速と減速の目的(最小限の時間でできるだけ大きな力を用いて身体の推進力(質量×速度)を減少させ、完全な停止か新たな方向への運動を生じさせる(力×時間=質量×速度))

 

加速と減速(身体が地面と接地している時間が長いほど、脚筋がより大きな負の力積と仕事を生み出し、身体の推進力と運動エネルギー(KE)を減少させる脚の力が大きくなる)

引用・索引 NSCA JAPAN Volume21 Number2 page63


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