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筋疲労を防ぐ方法とは:重曹(NaHCO3)とクレアチン

2014.08.28 | Category: トレーナー

筋疲労を防ぐには

 

筋疲労の原因は、筋収縮の結果発生する水素イオンになり、この水素イオンの発生を抑えるか、あるいは発生したものを中和すれば筋疲労を防ぐ(緩和)ことができます。

 

筋疲労を防ぐ一番簡単な方法は、筋活動のレベルを落とすこと(筋出力の値を落とす)になりますが、実際のスポーツ競技現場で筋出力を弱めてしまえば、それだけ運動のパフォーマンスも落ち、相手にも負けてしまうことになり、非常にナンセンスです。

 

そこで下記の「重曹」「クレアチン」に注目してみます。

 

重曹(NaHCO3)

 

水素イオンによる酸性化を中和するには、単純に考えて、身体をアルカリ性にすれば良いことになります。

 

その一つの方法として、重曹(NaHCO3)を運動前に予め摂取しておく必要があります。

 

※重曹はアルカリ性の物質であり、これを運動前に口から摂取すると、血液中にアルカリイオンが増加し、これが、水素イオンの酸を中和する作用をもたらします(その結果ph値が低下しない)。

 

※ほぼ全力での筋出力を1分~1分30秒くらい継続するスポーツ種目では、これは特に有効とされ、陸上競技の400mや800mの選手に対して走る前に重曹を摂取させた実験では明らかにタイムが良くなるという結果がでていますが、これを摂取すると半数くらいが下痢をしますので取り入れる選手はほとんどいないです(重曹はドーピング禁止薬物ではありません)。

 

クレアチン

 

サプリメントで人気があるクレアチンは、水素イオンに対して中和的に働きかけると言われています。

 

筋細胞の中にクレアチンリン酸が多く存在していると、水素イオンが筋細胞の中で中和(緩衝)され、筋収縮を抑制する前にそれが、消滅してしまうということです。

 

この作用を利用して試合の数日前からクレアチンサプリメントを計画的に摂取して、筋肉内のクレアチンリン酸量を高めておく方法がトップアスリートでは行われます。

 

※これを「クレアチンローディング」といいます。

引用・索引 勝ちに行くスポーツ生理学

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