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競技中における中枢神経系疲労の生理学的メカニズム(分岐鎖アミノ酸、トリプトファン、セロトニン)

2014.09.01 | Category: トレーナー

脳の疲労

 

サッカーなどの球技は戦術的要素が大きく、筋肉の疲労だけではなく中枢性(脳や神経系)の疲労もあります。

 

※脳が疲れてくると、集中力が低下し致命的なミスをしてしまう確率が高まります。

 

これを防ぐことが戦術的水準を高く維持するために重要になります。

 

分岐鎖アミノ酸

 

脳の疲労を抑制するためには、アミノ酸が優れた効力を発揮することが最近の研究により明らかにされています。

 

中でも「分岐鎖アミノ酸(BCAA)」と呼ばれるバリン、ロイシン、イソロイシンなどの働きが有効であることがわかってきました。

 

これを運動前あるいは、運動中に適時補給すれば、脳への疲労を軽減する、あるいは高い集中力を保つことができるということにつながります。

 

トリプトファン

 

私達が運動を行うと、筋肉で「トリプトファン」という物質(アミノ酸の一種〉が産生されます。

 

これが、血液中に増えると、その一部が脳に取り込まれます。

 

取り込まれたトリプトファンは、神経細胞で「セロトニン」という物質を発生させます。

 

※セロトニンが発生すると私達の脳は疲労を感じます。

 

しかし、分岐鎖アミノ酸が血液中に多く存在するときには、トリプトファンが脳に入っていく量を抑制することができ、同じ運動でも場合でも、分岐鎖アミノ酸の血中濃度が高ければセロトニンの発生が抑えられ、それだけ疲労感も軽減され、その結果、高い集中力を保ったまま運動を続けられることになります。

引用・索引 勝ちに行くスポーツ生理学

 

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