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マラソン(持久系競技)における最大酸素摂取量の性差(女性は男性の70%程度だが、体重1kg当たりは、男女ほぼ同じ数値を示す)

2014.09.15 | Category: トレーニング

最大酸素摂取量の男女比

最大酸素摂取量の性差

男女のマラソン選手を対象に全身持久力を評価する指標の一つ、最大酸素摂取量をみてみると、女性は男性の70%程度の数値を示します。

 

これを体重1kg当たりの数値に直してみると、面白いことに男女はほぼ同じ数値を示し、これは筋肉の「量」によって差が現れていることになります。

 

筋肉における酸素摂取量(mVO2)はO2供給能力、O2消費能力によって決定される(トレーニングを継続すると筋肉内のミトコンドリアの量が増える)

筋肉と持久力

一般に、同じ体重でも、男性は筋肉量が多く、女性は体脂肪が多く、それがマラソン競技においても男性が記録が良いということになります。

 

したがって、女性が持久力を高める手段として筋肉を増やすことが重要になります。

 

なお、持久的な運動では脂肪が筋活動のエネルギー源として用いられるために体脂肪の多い女性は男性に比べて有利になります。

 

※マラソンの競技も将来は女性が男性を上回るのではないかという意見もあります(女性のほうが脂肪を蓄えやすい体質で、女性のほうが脂肪を運動に利用するための脂肪分解酵素の活性が高まる可能性が高いという仮説もあるため)。

 

しかし、マラソンに限っていえば、2時間弱の運動時間で使われるエネルギー源はグリコーゲンに加えて少量の脂肪でまかなえてしまい、それほど脂肪を必要としないので、体脂肪の関与は少ないと考えられます。

 

女性が勝つとしたら、グリコーゲンが完全に枯渇して脂肪からのエネルギー供給が重要になる運動時間の種目であり、ウルトラマラソンなどのように、身体に蓄えられたエネルギー総量が勝敗の決め手になるようなサバイバルレースであれば、女性が男性を上回る可能性があります。

 

同じ有酸素性運動をしても男性より女性が息切れするのはなぜか?(女性のほうが男性よりも、横隔膜の電気的活性化が大きくなる)

引用・索引 勝ちに行くスポーツ生理学

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