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パワーを高める効率的な方法(スピード要素を加味し神経系機能向上を目的とした筋力トレーニングをする必要がある)

2014.10.06 | Category: トレーニング

最大筋力と最大パワー

パワー発揮

 

パワートレーニング

パワーを高めるトレーニングは、最大筋力を高める第一の側面と、最大パワーを高める第二の側面に分けて考える必要があります。

 

ベンチプレスの最大挙上重量が100kgの選手がいたとして、この選手の最大パワーは30kg付近で現れます。

 

この選手がさらにトレーニングをして、最大挙上重量が120kgまで伸びたとすると、最大パワーは36kg付近で現れ、もしバーベルを動かすスピードが同じならば、パワーは最大筋力が向上したことになります。

 

このように最大筋力が向上すれば、原則的にはパワーも向上するということになり、パワーを高める早道として最大筋力を高めることがあげられます。

 

トリプルエクステンションとアスリートのパワー向上(膝関節と股関節、足関節の爆発的な伸展はExplosivenessの重要な要素)

器を大きくするトレーニング

 

最大筋力を高めるには、最大挙上重量の70~80%以上の負荷で筋力トレーニングを行います。

 

こうしたトレーニングを「器を大きくするトレーニング」といいます。

 

最大挙上重量が100kgの時に30kgを挙げたスピードと、120kgの時に36kgを挙げたスピードが同じなら問題ないのですが、これが遅くなってしまうことがあり、最大筋力の向上ばかりにこだわったトレーニングをしている選手が陥りやすい落とし穴といえ、その選手は、肝心な専門種目でスピード不足(パワー不足)に悩む結果になります。

 

筋力を最大化するためのパワートレーニング(最大筋力を発揮する能力とパワーを発揮する能力とは、互いに異なる能力であることを考慮する)

 

競技の特異性とパワー

 

競技動作にでパワー不足を避けるために重要なのが、いわゆるパワートレーニングの領域で、ここでは、最大パワーが出現する付近の負荷、上記の場合、30kgまたは36kgでスピードを重視して動作を行うトレーニングが主体となります。

 

これは、パワーを高めるというよりは、神経系の機能を向上させるといった意味合いの強いトレーニングになり、これをきちんとやるかやらないかによって発揮パワーに大きな違いが生じます。

 

特に、パワー発揮が力ではなくスピードに依存するタイプのスポーツ種目の場合は、こちらのパワートレーニングを重視すべきです。

 

自分の体重を移動させるだけの陸上競技短距離走や跳躍、負荷といっても比較的軽いボールや道具を扱う球技、脚の素早い動きが生命線の自転車などはその典型になります。

 

筋力トレーニングで陥りやすい落とし穴は、最大筋力かスピードかどちらかに偏りすぎることです。

 

スポーツ種目の特異性を考慮し、適切な配分で最大筋力を高め、動作スピードを高めることによってパワーを養うこと、試合時と同じスピードで動作を行い、それに対して負荷をかけることが大切になります。

 

スピード向上におけるストライド長とストライド頻度(速いスプリンターは、短い接地時間で鉛直方向の大きな床反力を生み出している)

 

スピード筋力とは「運動動作中に筋によって生み出される爆発力」のことになり、ストライド長を増加させたい場合、下半身の発揮パワーと爆発力を増加させる必要がある

引用・索引 勝ちに行くスポーツ生理学

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