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ウェイトトレーニングと筋力トレーニング(最大筋力ばかりにこだわらず、パワー、スピード、持久力、柔軟性といったスポーツ動作に求められる様々な要素をも視野に入れる)

2014.09.30 | Category: トレーニング

トレーニングの名称

 

「ウェイトトレーニング」と「筋力トレーニング」という2つの用語は、ほぼ同義に用いられています。

 

両方とも筋肉の発揮出力を高めることを目的として、筋肉に負荷抵抗(レジスタンス)を与えて行うトレーニングを示しています。

 

「ウェイトトレーニング」というのは使用する「道具」に着目した言い方で、一方、「筋力トレーニング」は最大筋力を高めるという「目的」に着目した言い方です。

 

最近では混乱を避けるために、これら筋肉に対して抵抗を与えるトレーニングのことを総称して「レジスタンストレーニング」とも呼ばれます。

筋力トレーニング

 

従来行われてきた筋力トレーニングは、重量負荷に関心が集中し、とにかく重い負荷を挙げられるようにすることを追求する傾向が強いといえます。

 

最大筋力の向上という筋力トレーニングの重要な目的の一つには合致していますが、スポーツのパフォーマンス向上を考えた場合、筋肉(骨格を含む)の機能は最大筋力の他に、パワー、スピード、動作の大きさ(動的柔軟性)などが必要になってきます。

 

これらの一つ一つの目的に応じて、用いる負荷の重さ、繰り返しの回数、動作スピード、器具などを選択していくことが賢い方法ということになります。

 

※この際、共縮の問題も頭に入れて置かなくてはならず、主動筋と拮抗筋の関係に着目し、関節の柔軟性を損なわないようにトレーニングすることが大切です。

 

パワー系種目の競技特性を踏まえたトレーニング

 

アメリカンフットボールの選手は、ゆっくりとした動作の筋力トレーニングに加えて、ハイクリーン(ウェイトリフティング競技動作の一部で、床上のバーベルを胸元まで勢いよく引き上げる動作)等のスピードを重視した種目をよく行います。

 

専門的には「パワー系種目」と呼ばれますが、これらは、短時間に爆発的なパワーを出して相手とぶつかったり、ダッシュをしたりというアメリカンフットボールの競技特性を十分に考慮に入れ、筋力にスピードが加わったパワー、さらに動作の大きさを重視したトレーニング方法といえます。

 

最大筋力だけで成績が左右されるスポーツは無く、スポーツのパフォーマンス向上を目指すなら、最大筋力ばかりにこだわらず、パワー、スピード、持久力、柔軟性といったスポーツ動作に求められる様々な要素をも視野に入れてトレーニングに取り込む事が重要です。

引用・索引 勝ちに行くスポーツ生理学

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