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筋力トレーニングで特に鍛えるべき部位は?(身体の中心部で生まれたパワーはいろいろな筋肉を伝わって最終的に手や足の末端部に伝わる)

2014.10.04 | Category: トレーニング

競技の目的別に特異性の原則に従う

 

スポーツのパフォーマンス向上を目的として筋力トレーニングに取り組む場合は、競技動作特有の「特異性の原則」に注意を払い、その種目に合った方法を選択するのが効果的です。

 

ただし、すべてのスポーツ種目にだいたい共通する方向性もあり、その一つが、優先して鍛えるべき部位です。

 

道具を使う使わないを問わず、ほとんどすべてのスポーツ動作に共通しているのは、「身体の中心部で生み出したパワーを末端に伝える」という点です。

 

野球のピッチングを例にとると、腰の捻じりや脚の踏み出しによって生み出したパワーを肩、肘、手を通じて最終的にボールに伝えます。

 

パワー伝達の効率を無視すれば、最初に生まれたパワーが大きければ、大きいほどボールに伝わるパワーも大きくなり、それだけ初速も速くなります。

 

それは、バッティングも一緒で、腰の付近で発生したパワーが大きければ大きいほど、バットのヘッドスピードが上昇してボールに当たった時の反発力が大きくなります。

 

身体の中心部からトレーニングをする

 

スポーツ動作で大きなパワーを生み出す為には、まず身体の中心部の筋力を鍛え、強く大きくすることが必要です。

 

具体的にいえば、臀部周りや腹部、背部、さらに肩関節周囲の筋肉を鍛えることです。

 

昔から、臀部の大きなピッチャーは速い球を投げると言われ、メジャーリーグのサミー・ソーサが来日した時に、彼の臀部を見た長嶋監督が「やっぱりケツだな」と言った話は有名です。

 

これらは、臀部の筋肉が重要であるということを現場的な観点から述べた的を得た発言です。

 

臀部の筋肉を優先的に鍛えることは、全スポーツ選手共通の課題と言えるでしょう。

 

特に欧米人と比べて体系的なハンディを負った日本人選手はそのことを強く年頭に置かなくてはなりません。

 

中心部から末端部にパワーは伝わる

 

中心部で生まれたパワーはいろいろな筋肉を伝わって最終的に手や足の末端部に伝わります。

 

パワーを中心から先端へ伝える場合、先端部が細ければ細いほど、表に出るパワーは大きくなります。

身体のパワーの流れは水道管のようなもので、末端が細いほうが勢いよく水が流れます。

 

筋肉も先にいくに従って筋肉はパワーを伝えるだけの役割となり、末端部自体では大きなパワーを発生させる必要がありません。

 

上記の水道管をそのまま筋肉に置き換えると、鍛えるべき優先順位が良くわかり、末端部へ行くほど太くする必要はありません。

 

もともと人間の身体はパワーフローに有利な形になっていますが、スポーツのトレーニングでは、この形にさらに磨きをかける必要があります。

引用・索引 勝ちに行くスポーツ生理学

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