MENU TEL

ホーム > Blog > トレーニング > 長距離選手とタンパク質(1時間を超えるような運動を行う場合、エネルギー源として糖質、脂質のほかにタンパク質も利用される)

ブログ記事

長距離選手とタンパク質(1時間を超えるような運動を行う場合、エネルギー源として糖質、脂質のほかにタンパク質も利用される)

2014.10.17 | Category: トレーニング

タンパク質摂取の重要性

クアン90

タンパク質は筋肉の主材料ですので、種目を問わずスポーツ選手には最重要といえる栄養素です。

 

大きな筋力やパワーを要する種目の選手のほうが、タンパク質摂取に対する関心も高く積極的に摂取しており、これはまったく理にかなった傾向です。

 

最近は、持久系種目の選手にもタンパク質を摂取させるような研究が多数発表されています。

 

長距離走のパフォーマンス向上のポイント(筋の面積当たりの毛細血管数とミトコンドリア密度を上げ酸素の拡散と利用を促し、1回拍出量と心拍出量を最大限に多くすること)

持久系競技のエネルギー源

 

従来、陸上長距離に代表される持久系種目の選手にとって、最も注目される栄養素は炭水化物になります。

 

長時間の運動によるエネルギーの枯渇を防ぐためには糖質の備蓄が必要あるとしてグリコーゲンローディングが盛んに行われてきました。

 

ところが、最近の研究によれば、1時間を超えるような運動を行う場合、エネルギー源として糖質、脂質のほかにタンパク質も利用されていることがわかり、これは、トレーニング後の尿を調べることによってわかります。

 

運動時間が長くなればなるほど、尿にはタンパク質の分解物質である尿素の含有量が増え、これは、糖質と脂質が不足してタンパク質が使われたのではなく、それらと同時に第3のエネルギーとしてタンパク質が使われたということを表しています。

 

すなわち、タンパク質のエネルギー源としての側面を注目すれば、持久的な種目の選手であっても決してタンパク質を軽視できません。

 

1日の摂取の目安量としては、体重1kg当たり1.4~1.8gよりやや少なく1.2~1.4g程度が勧められています。

 

※ただし、これはオフの走り込み等の時期に当てはまることで、ピリオダイゼーションの試合期に入れば、やはり炭水化物を中心とした食事がベストになります。

 

アミノ酸

 

タンパク質はアミノ酸からできており、様々な食品から摂取したタンパク質は、体内で一度アミノ酸に分解され、必要に応じて身体各部のパーツを作るため種々のタンパク質に再合成されます。

 

持久系種目との関連でいえば、アミノ酸の中でも分子構造に枝分かれをもつ分岐鎖アミノ酸(BCAA)というものが有効に働きます。

 

これらのアミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン)は長時間の運動で筋肉のタンパク質が分解されるのを抑制する働きがあるのと同時に、脳の疲労感を抑制をする効果もあるとされています。

 

この効果を狙う場合には一般のタンパク質よりもサプリメントのほうが合理的な手段となります。

 

※食事でしっかりとタンパク質を摂取することが最重要ということを前提になります。

 

長距離選手の筋力トレーニング(筋におけるパワー発揮を高める:中枢神経系に刺激を与え運動単位の動員を促し、ランニング効率と持久的パフォーマンスを向上させる)

 

長距離ランナーのための有酸素性能力(VO2maxを向上させるには最大強度付近でのインターバルトレーニングが有効{58mL/kg/minを超える})

引用・索引 勝ちに行くスポーツ生理学


【マラソン業界の著名人も推薦】膝サポート走法~マラソンレース中の膝の痛みを和らげる走り方~

ページトップ