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トレーニングと血糖値の関係(低血糖状態でトレーニングをすればするほどグルカゴン分泌により筋肉が落ちていく)

2014.10.19 | Category: トレーニング

トレーニングと食事

アスリートと血糖値

 

走っていて急に下腹部が痛くなる事、誰もが一度や二度はこんな経験をしたことがあるはずです。

 

その時の状況として食事直後の時によくおこり、これは食事と関係があるということになり、食事の直後は、消化吸収の為に胃腸が活発に働きます。

 

胃で細かく分解された食物は、それぞれ分子レベルの栄養素となり腸から血液中に取り込まれ、身体の各部に運ばれ、そのために胃腸には一時的に多くの血液が集められ、消化吸収をスムーズに行おうとします。

 

普段、筋肉に配分されている血液も、この際には胃腸を中心とする内蔵に集められ、これが、昔から「食後の後は激しく動いてはいけない」といわれる理由になります。

 

これに反して、食後すぐに激しい運動をすると、内臓に集中していた血液が腕や脚の筋肉に移動してしまい、内臓は酸素不足になり、中でも脾臓が痙攣を起こしてしまい、これが下腹部が痛くなる現象の正体になります。

 

※消化吸収が妨げられるので運動を中止しろと内蔵が警告をしている状態になります。

 

筋肉での糖質の合成(血糖値が通常レベル以下だと取り込まれない為、インスリンが膵臓から血液中に出ることで筋肉はグルコースを取り込める)

トレーニングと血糖値

消化吸収がある程度進むまでは、スポーツ活動は避けるべきで、食後30分~1時間くらいが一つの目安になります。

 

※試合やレースのときはより活発に筋肉が働けるように2~3時間前には食事を済ませておくべきです。

 

個人差や体調による差はありますが、このくらいの時間をとっておけば消化吸収はほぼ完了し、スムーズに運動ができます。

 

一方、極端に空腹の状態というのもマイナスになり、筋活動は血液中のグルコース(糖質)を主なエネルギー源として行われますので、運動中は筋肉に対してグルコースが絶えず供給されていなければなりません。

 

極端な空腹状態はそれが、それが不足し、いわゆる血糖値の低下が起こり、すると膵臓から血糖値の上昇を促すグルカゴンというホルモンが分泌されます。

 

その結果、肝臓に貯蔵されていたグリコーゲンがグルコースに分解され血液中に放出、血糖値がそれで一時的に維持されます。

ただし、ここで問題が生じます。

 

グルカゴンはグリコーゲンの分解と同時に、筋肉のタンパク質をアミノ酸に分解する作用をも促してしまい、アミノ酸はグルコースと同時に筋活動のエネルギー源として利用されます。

 

これは、グルカゴンの分泌により筋肉の分解が促進してしまうということになります。

 

極端な言い方をすれば、低血糖状態でトレーニングをすればするほど筋肉が落ちていく結果となります。

 

トレーニング前には、前述の2時間~3時間前を目安として運動中に血糖値の低下が起こらない程度のエネルギー補給を必ずしておくべきです。

 

タンパク質合成:栄養と摂取(運動後に摂取する糖質に十分なタンパク質(特に必須アミノ酸)を摂取する必要があり、さらに糖質-タンパク質の組み合わせは、血漿インスリン濃度を高め、筋タンパク質の分解を抑制する)

引用・索引 勝ちに行くスポーツ生理学


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