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エネルギーと身体の源(三大栄養素の代謝)

2014.11.13 | Category: トレーナー,ブログ

1.栄養

 

栄養とは生物が生存・成長に必要な物質を体外から取り入れ、それを体内で利用する栄養を意味します。

 

体外から取り入れる物質が栄養素であり、人は通常飲食物として摂取しエネルギー生産と身体構成の役割を担っています。

 

2.同化と異化

 

生物の身体成分は古いものから新しいものに常に置き換わっており、これを「新陳代謝」といいます。

 

生体内では、体内から摂取した物質を材料として自らの構成成分を合成しており、これを「同化」といいます。

 

一方、身体の構成成分がエネルギー源として分解されることを「異化」といいます。

 

同化と異化のバランスのバランスが取れていることを「動的平衡状態」といいます。

 

 

3.三大栄養素の代謝

 

三大栄養素(タンパク質、糖質、脂質)が消化管の膜を通過して体内へ輸送可能な大きさの物質に分解されることを消化といいます。

 

タンパク質はアミノ酸、糖質は単糖類であるブドウ糖や果糖、脂質は脂肪酸などに分解され、これらの物質が消化管の膜を通過することを「吸収」といいます。

 

アミノ酸とグルコースは吸収後には血液中に入り肝臓に運ばれ、肝臓で種々の代謝を受けたあと、全身を循環する血液に入ります。

 

一方、脂質はそのままでは水に溶けないために、タンパク質などとともに水に水に馴染むリポタンパク質を形成してリンパ系に入った後、全身を循環する血液に入ります。

 

 

※同化の例として肝臓や肝外組織でアミノ酸からタンパク質に合成されたり、ブドウ糖からグリコーゲンが合成されること、脂肪酸とα-グリセロリン酸から脂肪が合成されることも同化になります。

 

※異化の例としてエネルギー源として利用されるために、筋肉内に貯蔵されているグリコーゲンが分解してグリコーゲンが分解されグルコースが生じること、グルコースを合成するためにタンパク質分解によりアミノ酸が生じることなども異化になります。

 

三大栄養素は代謝経路がそれぞれにつながっているので、体内に相互に変換可能な部分がありますが、一部は一方通行になります。

 

 

タンパク質は糖質と脂質の両方に変換されますが、タンパク質には変換されません。

 

脂質は脂肪酸とグリセロールで構成され、グリセロールは糖新生経路によってグルコース(糖質)に変換されますが、脂肪酸は糖質には変換されません。

 

三大栄養素はいずれもエネルギーを持っており、したがって、どの栄養素も過剰になったものは脂肪に変換されて体内に蓄積することになります。

引用・索引 スポーツ・運動生理学概説

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