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運動による成長ホルモン分泌は乳酸性作業閾値強度(50~60%)で分泌が促進される

2014.12.05 | Category: トレーナー,ブログ

1.GHは肝臓でのIGF-1を合成を促進し、血漿中に分泌されたIGF-1はGHの分泌を抑制

 

GH(成長ホルモン)は脳下垂体のGH産生細胞で産生・分泌され、その分泌はGHRH(視床下部)とソマトスタチン(SRIF)の二重調節を受けます。

 

 

最近では胃由来のGhrelinも新たな分泌促進因子と言われています。

 

GHの作用を伝える受容体(GHR)は、ほぼすべての組織にみられ、GHがGHRと結合することで、細胞内シグナル系が活性化され、タンパク合成を促進します。

 

一方、GHは肝臓でのIGF-1を合成を促進し、血漿中に分泌されたIGF-1はGHの分泌を抑制します。

 

※IGF-1はIGFRI(type1 IGF receptor)および、インスリン受容体(前者と比較して100倍程度親和性が低い)に結合してタンパク合成を促進する一方、アポトーシスを抑制します。

 

2.運動とGH分泌

 

GHはLT(乳酸閾値閾値:50~60%)強度を閾値として分泌が促進されます。

 

運動誘発性のGH分泌促進は運動後も約2時間程度持続します。

 

 

3.血中のGHレベルと筋肥大の関係

 

GH(成長ホルモン)は意外にも運動誘発性の筋肥大に関係しないという見解が最近みられます。

 

たとえば、血中GHレベルの低下した高齢者でもレジスタンストレーニングが筋肥大を起こします。

 

 

運動が活動筋でのIGF-1mRNA発現を促すために、局所的に産生されたIGF-1が運動性筋肥大には重要とされています。

 

これらの事から運動誘発性の筋肥大には筋自体でIGF-1発現が上昇することも重要ですが、それ以上に運動すること自体が重要になります。

 

最近、GHは筋の代謝以外の運動の持続時間といった運動能力を規定する一要因となっているとされています。

引用・索引 スポーツ・運動生理学概説

 


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